バクーダのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第3世代『ルビー・サファイア』でドンメルの進化形として登場した、ふんかポケモン、バクーダ。

背中に背負ったマグマの火山が特徴的ですが、対戦界においては「足の遅さ」や「水4倍」という致命的な弱点をもちながらも、「非常に稀有なタイプと優秀な攻撃範囲」で愛されてきました。

今回は、バクーダが歩んだ「マグマと噴火の対戦史」を振り返ります!

バクーダの概要

バクーダのデータ


バクーダ
全国図鑑No.0323初登場世代第3世代
タイプほのお
じめん
重さ技威力120
通常特性1通常特性2
マグマのよろいハードロック
隠れ特性
いかりのつぼ
※第4世代で「ハードロック」が追加。

メガバクーダ
タイプほのお
じめん
重さ技威力120
特性
ちからずく

バクーダの種族値


バクーダ
HP攻撃防御特攻特防素早合計
70100701057540460

メガバクーダ
HP攻撃防御特攻特防素早合計
7012010014510520560
※攻撃+20,防御+30,特攻+40,特防+30,素早さ-20
第3世代で登場した炎・地面の複合タイプ。
このタイプは非常に珍しく「ゲンシグラードン」が登場するまで固有タイプだった。
つまり通常のバトルで使えるのはバクーダだけである。

攻守ともに優秀な複合タイプであり、一致技だけで8タイプに抜群を突け、弱点2つで半減以下6つ。

タイプ的には恵まれているが、メジャーな水技4倍が非常に厳しい。
素早さ40という鈍足も相まって、優秀な耐性を生かせずにあっさり沈むことも多々ある難しいポケモン。

第6世代ではメガシンカを獲得。
特攻が145まで引きあがり、特性も「ちからずく」に変化して攻撃的な進化を果たした。
素早さは40から20に下がってしまうが、トリルアタッカーとしての資質は大幅にアップした。

バクーダの歴史と評価

バクーダが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

優秀な攻撃性能を生かせないデビュー

第3世代までのポケモンにありがちな両刀気味の種族値配分をもって登場。
「攻撃100・特攻105」はそれなりに高水準であり、「じしん」「いわなだれ」「オーバーヒート」など、物理も特殊も技には困らない。

しかし、素早さ40という鈍足が足を引っ張りまくっていた。
せっかく優秀な耐性をもっていたが、メジャーな水が4倍、地面も2倍弱点であるため、上からあっさり沈められることも多々あった。

当時はまだトリックルームが存在しないこともあり、「攻撃に回れば強いが、そもそも攻撃させてもらえない」という苦しいデビューとなってしまった。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

大きく強化されたが使用率は上がらず…

第4世代ではバクーダにとって強化点が多かった。
特性に「ハードロック」が追加され、水は3倍、地面は1.5倍に軽減できるように。
軽減したところで水技でお陀仏だが、不一致の「じしん」くらいなら耐えられるようになったのは大きい。

技の分類が変更され、特殊地面技「だいちのちから」を習得。特殊の地面技を扱えるポケモンは少なく、全ポケモンでトップクラスの「だいちのちから」の使い手であった。
他にも「あくび」や「ストーンエッジ」など、有用な技を新規習得。

この世代で「トリックルーム」が登場し、バクーダにとっては大きな追い風となった。
鈍足のおかげでトリル下では非常に高い攻撃性能を発揮でき、トリルエースとしての道が拓かれた世代と言えるだろう。

間違いなく強化傾向にあるが、この世代では「ガブリアス」「ゴウカザル」といった強力すぎるアタッカーが新登場しており、結局大きな活躍は果たせなかった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

さらにマイナーの立場に追いやられる…

第5世代では隠れ特性「いかりのつぼ」を獲得した程度であまり変化なし。
この世代でも大きな活躍を果たせず、マイナーの域を脱出できなかった。

種族値のインフレが始まり、「サザンドラ」「オノノクス」といった強力なドラゴンがさらに増え、「ニョロトノ」の雨パには手も足もでない。
相性最悪の「水ロトム」も超メジャーであり、バクーダにとっては強すぎる向かい風が吹いていた。

インフレや環境についていけず、完全にマイナーポケモンの立場で歯がゆい時代を過ごしていた。

第6世代(X・Y・ORAS)

メガシンカで火力が大幅アップ!

第6世代ではメガシンカを獲得し、今までよりは幾分か使える部類になった。
とはいえ、「マリルリ」や「ギャラドス」に弱すぎたため、トップ層の仲間入りはできず。

特攻145に引きあがり、特性が「ちからずく」に変化。
「だいもんじ」が威力243、「だいちのちから」が威力175の超火力となり、攻撃性能が大幅に上がった。
素早さを下げるメガシンカであるため、その分攻撃も耐久力も大きく引きあがるのは嬉しいところか。

素早さ20と超鈍足になったおかげでトリックルームとの相性がさらによくなり、トリルエースとしての運用がベターとなった。

「ふんか」の存在もあり、元々ダブルバトルへの適性が高かったが、メガシンカによってさらにダブルで活躍の場が広がった世代であった。

第7世代(サン・ムーン)

有利な相手も不利な相手も増えた

第7世代でも優秀なタイプとトリル適性は健在。
トップ層とは言えないが地味に活躍を果たしていた。

この時代で登場した「カプ・コケコ」や「カプ・ブルル」、「テッカグヤ」といったポケモンに強いのは特筆すべき点であった。
タイプが優秀なだけなのでは?

反面、「ギャラドス」はさらに使用率を伸ばし、「あめふらし」を獲得した「ペリッパー」による雨パも数を増やしてしまったのは大きな向かい風。

基本的にはこの世代でもダブルが主戦場であり、トリル下で暴れさせるのがベターであった。

第8世代(ソード・シールド)

内定ならず!

第8世代では最後まで入国できず。
メガシンカは廃止されていたが、ダイマックスとの相性自体は比較的良好だったと推察される。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

テラスで4倍を消せるように

第9世代では初期から無事内定。
「フレアドライブ」を新規習得し、炎物理の最大打点を大幅に更新した。

新システム「テラスタル」との相性は悪くない。
元々優秀なタイプとはいえ、長年苦しんでいた水4倍のウィークポイントを消すことができるようになった。
炎タイプ御用達の「草テラス」との相性は抜群であり、弱点である水と地面に耐性をもつことができる。

どのタイプに変わっても「ハードロック」のおかげで1.5倍弱点にしかならないのもおいしい要素であった。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ復活で火力を取り戻す

チャンピオンズでは初期環境から無事内定。
久しぶりにメガシンカ状態で戦うことができる。

トリックルーム下で「ちからずく」の超火力を叩き込むスタイルは当時と変わらない。

他のメガ勢が強力なのもあり使用率は上がっていないが、一度ハマると止まらない突破力は健在であった。

基本的には第7世代当時と同様、ダブルバトルでサポートを受けながら攻撃に専念していきたいところである。

まとめ

マグマの熱量で鈍足をねじ伏せたロマン砲

バクーダの歴史は、まさに「足の遅さと4倍弱点に泣いた不遇期を乗り越え、メガシンカの『ちからずく×特攻145』で火山が爆発したロマンと火力の歴史」でした!

3~5世代:優秀なタイプと攻撃性能をもつが、鈍足と4倍弱点によってなかなか活躍できず。

6~7世代:メガシンカ獲得!「ちからずく」の超パワーでトリルアタッカーとしての資質が開花。

9世代:テラスによって長年苦しんでいた4倍弱点を解消。「ハードロック」との相性も良し。

チャンピオンズ:メガシンカ復活!サポートは必須だが、超火力は健在。

足が遅くとも、ひとたび「トリックルーム」が決まれば全てを灰燼に帰すそのマグマの如き爆発力。

使っていてこれほど血が沸き立つポケモンもいませんね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のバクーダですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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