ピジョットのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

初代『赤・緑』の序盤で誰もが捕まえる鳥ポケモンの代表格、ピジョット。
アニメでサトシの相棒(そして長年の放置……)としても有名ですが、対戦界においては長いこと「地味で器用貧乏」という悩みを抱えていました。

今回は、そんなピジョットが歩んだ苦難の歴史と、メガシンカによるド派手な覚醒劇を振り返ります!

ピジョットの概要

ピジョットのデータ


ピジョット
全国図鑑No.0018初登場世代第1世代
タイプノーマル
ひこう
重さ技威力60
通常特性1通常特性2
するどいめちどりあし
隠れ特性
はとむね

メガピジョット
タイプノーマル
ひこう
重さ技威力80
特性
ノーガード

ピジョットの種族値

第1世代
HP攻撃防御特殊素早合計
8380757091399
第2世代~第5世代まで
HP攻撃防御特攻特防素早合計
838075707091469
※特殊分岐の影響はなし
第6世代以降
HP攻撃防御特攻特防素早合計
8380757070101479
※素早さが91→101へ上昇

メガピジョット
HP攻撃防御特攻特防素早合計
83808013580121579
※防御+5,特攻+65,特防+10,素早さ+20
毎世代必ず序盤で登場する鳥ポケモンの記念すべき1匹目。
初代特有のバランス型の種族値配分であり、可もなく不可もなくといった感じ。

常にライバルが多く、自分の強みを見出せない時期が長く続いた。

6世代で素早さが激戦区の100を超え、さらにメガシンカも獲得。
特攻135、素早さ121から繰り出される「ノーガード暴風」という一芸を手に入れた。

ピジョットの歴史と評価

ピジョットが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第1世代(赤・緑・青・ピカチュウ)

ひこうタイプの熾烈なポジション争い(?)

初代のピジョットは、平均的すぎる種族値で多くのライバルとの差別化に悩んだポケモンだった。

使い勝手の良いはずの「つばさでうつ」の威力がなんと35。誰が使うねん。
同タイプのライバル「オニドリル」「ドードリオ」は威力80の「ドリルくちばし」を習得するため苦しい立場であった。
一応「ゴッドバード」「そらをとぶ」という溜め技はあるため、最大火力はまずまず。

単体性能も厳しいが、そんなことより「ふぶき」が吹き荒れる環境が辛すぎる。
ついでに電気技もどこからでも飛んでくるため、飛行タイプというだけで苦しい。

もっとついでに言うと飛行タイプには伝説の鳥ポケモン「フリーザー」「サンダー」「ファイヤー」も君臨している。

「オウムがえし」などのトリッキーな技は持っていたものの、シンプルに弱く対戦の表舞台に立つのは難しいスタートだった。

第2世代(金・銀・クリスタル)

特殊分岐の影響なし、立ち位置も全く変わらず

第2世代で特殊が分離したが、ピジョットは特攻特防共に一切変わらず70。
ドードリオやオニドリルより特攻が少しだけ高いが、全く意味がなかった。

飛行タイプには新たに最強の物理受け「エアームド」が登場。
どう考えてもピジョットより優秀な耐性と耐久力であり、さらに肩身が狭い思いをしていた。

トップメタ「ヘラクロス」を狩る枠としても、火力の高い他の飛行ポケモンに枠を奪われがちで不遇な時代が続いていた。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

特性システムでも何も起きず…

特性システムが導入され起死回生の一手を期待したが、与えられた特性は「するどいめ」であった。
はっきり言ってゴミ特性であり、この時代も底辺に近い立ち位置は変わらず。

新登場した序盤鳥ポケモンは「オオスバメ」であり、「根性+からげんき」で圧倒的な火力を出していたのに対し、ピジョットはどこをとっても「平均的」の域を出ず、器用貧乏から抜け出せずにいた。

何ならできるんだよピジョットさん…

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

新たな壁「ムクホーク」登場!特殊型に活路を見出す

第4世代では待望の高火力技「ブレイブバード」や、味方の素早さを上げる「おいかぜ」を習得!
サポートもできるアタッカーとしての道が拓けたかに思えたが…。

ここで登場したのがシンオウの猛者「ムクホーク」である。
特性「いかく」で、攻撃120・素早さ100という圧倒的性能から「ブレイブバード」と「インファイト」をぶち込んでくるムクホークの存在により、ピジョットは完全に影が薄くなってしまった。
「もうやめて! とっくにピジョットのライフはゼロよ!」

一応、飛行タイプが止まりがちな鋼への打点として「ねっぷう」を習得し、ライバルたちよりも特攻がほんの少し高いため、特殊型に活路を見出しかけた世代でもあった。
結果的にメガシンカへの伏線だったのか…

第5世代(ブラック・ホワイト)

隠れ特性も意味なし!誰かの劣化時代は続く…

隠れ特性は「はとむね」を獲得。
確かにイメージに合うが、はっきり言ってゴミ特性が増えただけであった。

4世代に追加された「ちどりあし」も含め、3つの特性が全てオワッテルという可哀想すぎる鳥になってしまった。

相変わらず何をやらせても誰かの劣化になることがほとんどであり、自分の色が全く出せない鳥である。

第6世代(X・Y・ORAS)

「メガピジョット」爆誕!ノーガード暴風の力を得る

長すぎる不遇の期間を乗り越え、『ORAS』でまさかの「メガシンカ」を獲得!

特攻135、素早さ121で特性は「ノーガード」へ変化。
タイプ一致の「ぼうふう」が必中となり、非常に強力なアイデンティティとなった。

ついでに鋼に通る「ねっぷう」も必中になるのも地味に嬉しい要素であり、完全に特殊アタッカーとして覚醒した瞬間であった。

なお、この世代で種族値の上方修正があり、通常ピジョットの素早さが101となった。
ライバルのムクホーク等、激戦区の100族を抜けるようになったのも嬉しい要素であった。

第7世代(サン・ムーン)

仕様変更の恩恵と必中の価値低下

第7世代では「メガシンカしたターンからメガ後の素早さが適用される」というメガピジョットにとっては嬉しい仕様変更が入った。

Z技の台頭によって誰でも必中高火力技を扱えるようになってしまったのは少し痛いところ。
混乱の自傷率も低下してしまったが、必中暴風自体はもちろん優秀。というよりそれしかやることがない。

辛酸をなめていたあの頃よりはもちろん役割があるが、メガ枠を割いてまで使う価値があるかはあなた次第。

第8世代(ソード・シールド)

メガ廃止!ガラルに入国できず…

第8世代ではメガシンカが廃止され、「どうやって生きていこうか…」と思っていたが、リストラにあいガラルには入国できなかった。

メガは廃止されたが、タイプ一致のダイジェットは扱えたため、少し見てみたかった気もするポケモンである。

どうせ誰かの劣化になってたと思うけど。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

2作連続でリストラ!

なんと2作続けて内定を貰えず、SVにも参戦することができなかった。お祈りメールが届いたんだろうな…

毎作必ず序盤鳥ポケモンは出るし、飛行タイプも多いからなかなか枠は与えられないということでしょう。

チャンピオンズ

メガシンカ復活!やれることは変わらず

チャンピオンズでメガシンカが復活し、初期環境から使用することができる。

S121のおかげで「オオニューラ」よりも速く動けるのは大きな特徴であり、また速攻特殊アタッカーとして働くことができるように。

やることは必中暴風と熱風で変わらないが、環境的には十分戦える存在。

レギュM-BでメガライチュウYが流行したのは痛いところ。
対面はもちろん勝てないし、ノーガードのアイデンティティも奪われた感がある。

まとめ

地味な鳥から「台風の目」へと進化したロマン

ピジョットの対戦歴史は、まさに「器用貧乏な旅の相棒が、ノーガード暴風という個性を手に入れて大化けした歴史」でした。

初代〜5世代:同タイプのライバルに負け続けた不遇時代。何をやっても劣化に近かった。

6〜7世代:特性「ノーガード」×「ぼうふう」で唯一無二の個性を得て爆風スナイパーへ。

8~9世代:残念ながらリストラされた。

チャンピオンズ:メガ復活で高速特殊アタッカーとして役割をもつ

「暴風を絶対に当てて相手を混乱させる」あの爽快感はメガピジョットだけの特別な体験でした。
後にペリッパーも同じようなことができるようになったけど。

あなたが思い出深いのはどの世代のピジョットですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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