ヤドキングのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第2世代『金・銀』で登場した、であいポケモン、ヤドキング。

映画『ルギア爆誕』でのコミカルで知的なキャラクターとしても大人気ですが、対戦界においては「トップクラスの特殊耐久」を武器に、ヤドランとは異なる「特殊受け・サイクル戦術のスペシャリスト」として独自の進化を遂げてきました。

今回は、そんなヤドキングが歩んだ「知的な要塞の対戦史」を振り返ります!

ヤドキングの概要

ヤドキングのデータ


ヤドキング
全国図鑑No.0199初登場世代第2世代
タイプみず
エスパー
重さ技威力80
通常特性1通常特性2
どんかんマイペース
隠れ特性
さいせいりょく

Gヤドキング
タイプどく
エスパー
重さ技威力80
通常特性1通常特性2
きみょうなくすりマイペース
隠れ特性
さいせいりょく

ヤドキングの種族値


ヤドキング
HP攻撃防御特攻特防素早合計
95758010011030490

Gヤドキング
HP攻撃防御特攻特防素早合計
95658011011030490
ヤドランと分岐進化であり、防御と特防を入れ替えただけの手抜き種族値配分。
ヤドラン同様、素早さを極限まで削っているため、高水準でまとまっているステータスをもつ。

ヤドキング自体が弱いわけではないが、タイプ的には物理を相手にしたいことが多く、その場合ヤドランが最大のライバルとなる因果な関係。
登場から長い間ヤドランの陰に隠れることが多かった。

ヤドランはメガシンカを獲得したが、ヤドキングは貰えず。特殊耐久を生かして差別化を図ってなんとか戦っていきたいところである。

ヤドキングの歴史と評価

ヤドキングが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第2世代(金・銀・クリスタル)

分岐進化のヤドランが最大のライバル

ヤドランと同じタイプで防御と特防が入れ替わっただけの配分であるため、当然比較対象はヤドランということになる。

ヤドキングだけが覚える技はとくになく、タイプ的にも地面や格闘を相手にしたいことが多く、トップメタの「カビゴン」や「ガラガラ」を考えるとヤドランが選ばれがち。
当然特殊側を受ける役割を与える際はヤドキングに軍配が上がるため、相手を見極めて使い分けていくことになる。

デビューから常にヤドランとの比較され続ける人生が始まってしまったのである…。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

特性もヤドランと全く同じ

第3世代で獲得した特性は「どんかん」と「マイペース」の2種類であり、なんとヤドランと全く同じであった。ゲーフリどういうつもり?

これでは差別化なんてできるわけなく、前世代と同様、特殊を受けるときに名前が挙がる程度の存在でしかなかった。

水タイプにはライバルが多く、耐久の高い「スイクン」や「ミロカロス」も存在しており、肩身が狭い思いをしていた。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

優秀な技を習得!

第4世代では待望の即時回復技「なまける」を習得し、受け性能が大幅にアップした。
また、低い素早さを生かせる「トリックルーム」も相性バッチリであった。
しかし、なまけるもトリルもヤドランも覚えてしまうため明確な差別化点とはならなかった。

優秀な積み技「わるだくみ」は、ヤドランは覚えずヤドキングの専売特許。トリルと合わせて特殊アタッカー路線で戦うことで差別化を図ることは可能になったと言えるだろう。幸い技範囲は広く、優秀な特殊技を豊富に習得できる。

第5世代(ブラック・ホワイト)

強特性「さいせいりょく」獲得!しかしヤドランも…

第5世代では隠れ特性「さいせいりょく」を獲得し大きく強化された。「手持ちに戻るだけでHPが1/3回復する」のは非常に優秀であり、高い耐久力と相性抜群であった。

しかし最大のライバル「ヤドラン」も全く同じ特性「さいせいりょく」を得てしまった。なんでだよゲーフリ!

別にヤドキングが弱いわけではないが、どうしても属性的に物理を受けたいことが多い環境であったため、ヤドランに分があったと言わざるを得ない。

第6世代(X・Y・ORAS)

メガシンカ貰えず!しかし「とつげきチョッキ」登場!

第6世代でライバルのヤドランがメガシンカを獲得!
当然ヤドキングも貰えると思ってウキウキしていたが、なんとメガを貰えず!
ここまで嫌がらせのように同じ特性や技を与えてきたゲーフリがズラしてきたのである。なんでだゲーフリ!

しかし相性の良い新アイテム「とつげきチョッキ」が登場したことは追い風。回復技やトリックルームは使えなくなるが、特殊技の撃ち合いには圧倒的に強くなることができた。

第7世代(サン・ムーン)

トリックルームの切り返し性能が優秀

第7世代でもヤドランとの差別化に奔走する日々。
この世代では「カプ・テテフ」「アシレーヌ」といった優秀な特殊アタッカーが登場したため、自慢の特殊耐久を生かせる場面が増えた。

一撃で落とされることは少ないため、「一発耐えてトリックルームで切り返して試合のテンポを握る」動きは優秀であった。自分がそのまま殴れるのも素晴らしい。

第8世代(ソード・シールド)

リージョンフォーム獲得!

8世代ではリージョンフォームを獲得!
どく・エスパーという初の複合タイプとなった…と思ったが、ライバルのヤドランも全く同じタイプのリージョンを獲得していた。だからなんでだよゲーフリ。

しかし、種族値配分はここにきて少し違っており、ヤドキングは攻撃を10下げて特攻が10上がるという無駄のない形であった。
ヤドランは自慢の物理耐久が下がって攻撃が上がるという若干無駄のある形だったため、種族値的には優遇されたと言っても良いだろう。

毒タイプになったことにより「どくどく」で崩されることはなくなり、相変わらず高い特殊耐久力を生かして殴り合うのは得意であった。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

有用な技が増加

第9世代でも原種、リージョンともに内定。
いつも通り「さいせいりょく」と技範囲を生かしてサイクル戦を仕掛けていくスタイルは変わらない。

リージョン側では待望の「どくどく」「どくびし」を習得。毒タイプなのに使えなかったのがおかしい。

他にも新技「さむいギャグ」や、火力補強になるタイプ一致の「アシッドボム」等を習得し、さらに器用な動きができるようになった。

ポケモンチャンピオンズ

役割は変わらず!

チャンピオンズでも初期環境から元気に活躍中。
デフレ気味の環境であるため、ヤドキングにとってはおいしい環境ではある。

基本的には高耐久広範囲を生かしながらサイクル戦を仕掛け、適宜サポート技も使っていくいつものスタイル。

「どんかん」によって「ちょうはつ」無効なため、初期環境のトリル要因としては圧倒的な安定感を誇っていた。

まとめ

サイクル戦の鬼

ヤドキングの歴史は、まさに「ヤドランの対となる特殊要塞としてスタートし、『さいせいりょく』と『ガラルのすがた』、そして『さむいギャグ』を手に入れて対戦界最高のクッションへと登りつめた知略の歴史」でした!

2~5世代:決して弱くはなく、特殊相手への安定感が強みだったが、ヤドランと比較され続け、どちらかというと不遇側の存在だった。

6世代:メガシンカを貰えず!しかし「とつげきチョッキ」との相性の良さで差別化に成功。

8世代~現在:リージョンフォーム獲得!独特な複合タイプとなり、専用技「さむいギャグ」でクッション役に。

「困ったなぁ」とのんびり喋っていた映画の姿からは想像もつかない、対戦界屈指のエリート要塞。

最大のライバルが分岐進化のヤドランですが、ヤドキングならではの強みを生かしていきたいですね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のヤドキングですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

コメント