ブラッキーのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第2世代『金・銀』で登場し、新タイプ「あく」を引っ提げてデビューした月光ポケモン、ブラッキー。

黒地に浮かぶ黄色い模様と妖艶なビジュアルで屈指の人気を誇るポケモンですが、対戦界においては「トップクラスの耐久力」と「相手をじわじわ追い詰める嫌がらせ技」を武器に、全世代で重宝されてきた屈指の耐久モンスターです。

今回は、そんなブラッキーが歩んだ「月光が照らす要塞の対戦史」を振り返ります!

ブラッキーの概要

ブラッキーのデータ


ブラッキー
全国図鑑No.0197初登場世代第2世代
タイプあく重さ技威力60
通常特性1通常特性2
シンクロー
隠れ特性
せいしんりょく

ブラッキーの種族値


ブラッキー
HP攻撃防御特攻特防素早合計
95651106013065525
第2世代で追加されたあくタイプ担当のブイズ。
HP、防御、特防の全てが超高水準であり「数値受け」の代表格と言われている。

単タイプであるため4倍弱点がなく、その屈強な耐久力と豊富な嫌がらせ技によって多くのトレーナーを発狂させてきた。

攻撃性能は極めて低いが、タイプ一致の「イカサマ」を使えるのが大きく、しっかり相手に負荷をかけることができる。

第6世代でフェアリータイプが登場して苦手な相手が増えてしまったが、それでも高い耐久力を生かして一定の地位をキープしている。

ブラッキーの歴史と評価

ブラッキーが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第2世代(金・銀・クリスタル)

「嫌がらせの王」として鮮烈なデビュー!

新タイプのあくタイプとして登場!
圧倒的な耐久力と豊富な補助技でいきなり対戦環境のトップ層に躍り出た。

代名詞となるのは「くろいまなざし+バトンタッチ」のコンボであり、他にはアリアドスしか使えない稀有なコンボだった。

他にも優秀な補助技が多く、ダメージソースとなる「どくどく」、デバフ技の「あまえる」「いやなおと」、相手を発狂させる「あやしいひかり」「いばる」、そして即時回復の「つきのひかり」まで完備。

総じて嫌がらせの全てを詰め込んだようなポケモンであり、この時代の耐久ポケモンの代表格として君臨していた。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

変わらず耐久型として超一流

第3世代では対になるエーフィ同様「シンクロ」の特性を獲得。状態異常技を多少牽制できるようになったが、状態異常には普通になるので注意。

新たに「キノガッサ」「バシャーモ」といった強力な格闘タイプが登場したが、この世代でも耐久型ポケモンとして超一流の立ち位置をキープしていた。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

「のろい+しっぺがえし」のコンボ

第4世代では技の分類が変わり、ようやく悪タイプの物理技が登場した。「しっぺがえし」は「のろい」との相性が抜群であり、火力と耐久を同時に上げながら相手へ圧力をかけることができるようになった。

悪技には無効タイプがないのもあって「しっぺがえし」「のろい」「つきのひかり」だけでひとまず完成されており、それだけで十分戦えてしまえるほどであった。

「あくび」や「いやなおと」といった嫌らしい技も併用して多くのトレーナーを絶望させていた。

苦手な相手と火力補強アイテムの登場

耐久力はもちろん健在だが、苦手な相手やアイテムが増えたことは留意が必要。

この世代で「ゴウカザル」「ルカリオ」といった圧倒的に不利な格闘タイプが登場してしまい、さすがのブラッキーでも逃げるのが賢明であった。

また、「こだわりメガネ」や「いのちのたま」といった火力増強アイテムも登場し、受けきれないことも多少増えてしまった。
それに伴いこだわりトリックにも警戒が必要であった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

相性抜群の「イカサマ」を習得!

第5世代でブラッキーにとって最高の相性を誇るタイプ一致の「イカサマ」を習得!
相手の攻撃実数値を参照する攻撃であり、自身の火力に期待できないブラッキーにとっては最高のメインウェポンとなった。

強力な格闘、虫タイプが登場

この世代でも苦手な相手が増えてしまった。
「ウルガモス」「ローブシン」「コジョンド」といった強力な虫や格闘タイプが新登場したのは大きな向かい風であった。

とくにウルガモスは、最強技「ちょうのまい」の起点にされてしまう天敵であったと言える。イカサマも刺さらない最悪の相性であった。

第6世代(X・Y・ORAS)

フェアリータイプが登場

第6世代で新タイプのフェアリーが登場し、弱点が増えてしまった。メインウェポンのイカサマも半減になるため、苦手な相手が増えてしまった。

「サーナイト」や「バリヤード」「グランブル」といった、今まで余裕で受けられたポケモンがフェアリーになったことで対応が難しくなってしまった。

トップメタにはそれなりに強かった

ブラッキーにとって逆風が強かった世代には間違いないが、環境的にはそこまで悪くはなかった。

トップメタである「ガブリアス」「ガルーラ」「ファイアロー」「ギルガルド」といったポケモンには比較的強く、新アイテム「ゴツゴツメット」との相性も良かった。

第7世代(サン・ムーン)

フェアリーがさらに増加

第7世代では苦手なフェアリータイプがさらに増加。
「カプ系」や「ミミッキュ」は使用率も高く、厄介な相手が増えてしまった。

Zワザの登場により、思いもよらない大ダメージを喰らうことも増えてきている。

「ガオガエン」「Aペルシアン」といった悪タイプの高耐久ポケモンが新登場したが、ブイズ由来の豊富な変化技で差別化は容易であった。

悪タイプに「いたずらごころ」の変化技無効という効果が追加され、「クレッフィ」や「エルフーン」にハメられることはなくなったのは大きな強化点と言えるだろう。

第8世代(ソード・シールド)

ダイマックス枯らしに向いていた

第8世代ではメガシンカやZワザが廃止され、数値受けのブラッキーにとってはそれなりに動きやすい環境となった。

新システム「ダイマックス」により、場に居座るポケモンが増えたことから「あくび」の使い勝手が大きく向上。
「ねがいごと」や「まもる」との組み合わせも非常に強力であり、「相手のダイマックス3ターンをどう消化するか」というこの世代の肝を押さえていた。

「エースバーン」「ウーラオス」といった凄まじい制圧力をもったポケモンも新登場してしまったのは向かい風だが、相手を見極めて使えば十分機能していた世代であった。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

テラスタルで耐性変化

第9世代の新システム「テラスタル」との相性はまずまず。ブラッキーの場合は守備側でのテラスタルとして有効に活用できる。
フェアリーや毒タイプに変われば本来弱点の虫や格闘を受けることができ、鋼タイプもシンプルに耐性が優秀。

数多く存在するトップメタの物理アタッカーに対し、耐性を変化させつつ「イカサマ」や「あくび」でストップをかけられるのは非常に優秀であり、受け・サイクル系の構築で頼もしい存在として認識されていた。

また、8世代で没収されていた「どくどく」を再習得。イカサマ以外のダメージソースとして非常に重要な技であったため、大きな強化と言って良いだろう。毒テラスで必中にもできる。

チャンピオンズ

「数値受け」としての需要アップ

チャンピオンズでも初期環境から使用可能。
メガシンカが復活したが、全体的に火力はデフレ傾向にあるため、数値受けのブラッキーにとっては追い風が吹いており、それなりの使用率を誇っている。

基本的には今まで通り「イカサマ」「どくどく」「あくび」「ねがいごと」等で広範囲に対応するのが仕事となる。

まとめ

時代を超えて輝き続ける「漆黒の絶対要塞」

ブラッキーの歴史は、まさに「圧倒的な耐久と嫌がらせ技を引っ提げてデビューし、イカサマやテラスタルという最高の武器を得て『絶対的な詰ませの王』へ登りつめた歴史」でした!

2~4世代:「くろいまなざし+バトン」や「どくどく」「のろい」「つきのひかり」で全ポケモンを受け止める最強クラスの耐久型。

5世代~現在:「イカサマ」獲得によって物理アタッカーへの遂行速度大幅アップ。安易な「つるぎのまい」「りゅうのまい」は許さない!

エーフィが「光の攻め」なら、ブラッキーは「影の受け」と言って良いだろう。
第2世代が誇るブイズの対比は、30年近く経った今でも対戦史の中で最高に眩しく輝いていますね!

あなたが思い出深いのはどの世代のブラッキーですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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