ラグラージのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第3世代『ルビー・サファイア』でみずタイプの御三家として登場した、ぬまうおポケモン、ラグラージ。

ヌマクロー時代の絶妙な表情も愛されていますが、対戦界においては「弱点が草だけの神タイプ」「高い耐久力による安定感」「優秀な起点作成技」を兼ね備え、ヌオーから続く「水・地面タイプの最高峰」として君臨し続けています。

今回は、安定感の塊であるラグラージが歩んだ対戦史を振り返ります!

ラグラージの概要

ラグラージのデータ


ラグラージ
全国図鑑No.0260初登場世代第3世代
タイプみず
じめん
重さ技威力80
通常特性1通常特性2
げきりゅうー
隠れ特性
しめりけ

メガラグラージ
タイプみず
じめん
重さ技威力100
特性
すいすい

ラグラージの種族値


ラグラージ
HP攻撃防御特攻特防素早合計
10011090859060535

メガラグラージ
HP攻撃防御特攻特防素早合計
1001501109511070635
※攻撃+40,防御+20,特攻+10,特防+20,素早さ+10
第3世代の水御三家担当のキモかわいいヤツ。
素早さ以外の種族値が全て高水準であり、合計535は歴代全御三家で最高の数値である。

水・地面の超優秀な複合タイプを持つ高種族値ポケモンが弱いわけなく、圧倒的な安定感を武器に対戦環境で生き残ってきた。

第6世代ではメガシンカを獲得。
「すいすい」の特性を得て雨アタッカーとしての新たな扉が開かれた。
高い火力と耐久力、そして雨パで貴重な地面枠ということで雨エースとしての資質は十分である。

ラグラージの歴史と評価

ラグラージが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

超安定型の御三家として君臨

「ヌオー」に次ぐ水・地面タイプとして登場。
同期に「ナマズン」もいるが、総合力でラグラージが圧勝しているため差別化を意識する必要はない。

弱点が草だけであり、「HP100・防御90・特防90」の隙のない耐久力をもつため安定度は抜群。
当時は草技の採用率が著しく低かったため、一撃で落とされることはまずなかった。
逆に言うとラグラージの存在感が大きすぎた影響で「めざパ草」を採用するポケモンが激増してしまったため、そこには注意が必要である。

高い攻撃からタイプ一致の「じしん」を使え、「なみのり」「れいとうビーム」などの特殊技も完備。
「カウンター」「ミラーコート」「がむしゃら」といった奇襲も決まりやすく、非常に高いスペックを発揮していた。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

起点作り技を習得!

第4世代では、技の分類が変更された影響で「たきのぼり」や「アクアテール」「れいとうパンチ」などを物理技として使うことができるようになった。
特攻も低いわけではないが、物理一本で戦うことができるようになり、より無駄が減ったと言えるだろう。

この世代で今後長らくお世話になる「ステルスロック」と「あくび」を習得。
弱点が少ない高耐久ポケモンであるため行動ターンを確保しやすく、起点作り役としての安定感は抜群であった。

もちろん普通にアタッカーとしても優秀であり、「ガブリアス」「ゴウカザル」「メタグロス」といった強力なポケモンと真正面から殴り合うことができるのはさすがのスペックであった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

逆風が強いが高いスペックで生き残る

第5世代では隠れ特性で「しめりけ」を獲得。
発動が限定的すぎる微妙な特性を貰ってしまい、とくに強化にはならなかった。

この世代では逆風が強かった。
「ニョロトノ」が雨パを確固たるものにした影響で水技でゴリ押されることが増え、それに伴って草タイプも数を増やした。
「キュウコン」の晴れパでも「ソーラービーム」が標準搭載となってしまった。

また、新顔として「ブルンゲル」「ナットレイ」「水ロトム」が登場し、ラグラージにとっては非常に苦しい環境であった。

「ウルガモス」「シャンデラ」といった有利なポケモンが登場したのはありがたく、相変わらず高いスペックは健在であるのは間違いないため、しっかり役割対象を定めて運用していくことが重要となった世代であった。

第6世代(X・Y・ORAS)

メガシンカ獲得で雨エースに!

第6世代ではメガシンカを獲得。
高かった種族値がバランスよく上昇し、特性は「すいすい」に変化した。
ネックだった素早さを上げる術を手に入れ、さらに高スペックなポケモンになったと言って良いだろう。

「ニョロトノ」と組むか、自ら雨を降らせることで圧倒的な突破力を実現することができる。
高い火力と速度、そして耐久力も併せ持つため、雨エースとしての資質はかなり高め。

間違いなく強化されたが、まだ「ペリッパー」が雨を降らせられないため、そこまで使用率は伸びなかった。
とはいえ、選択肢が増えたことで、「起点作り」なのか「メガアタッカー」なのか読まれづらくなったのは大きな要素である。

第7世代(サン・ムーン)

新たな相棒と「ペリラグ」コンビ結成!

第7世代では「ペリッパー」が「あめふらし」の特性を獲得し、新たな相棒となった。

ペリッパーはニョロトノと違い「とんぼがえり」を覚え、苦手な電気技や岩技をラグラージで受けることができる。
そしてラグラージが苦手な草タイプにタイプ一致の「ぼうふう」を撃てるという素晴らしい相性。

とくにダブルバトルで非常に強力な並びであり、「ペリラグ」が雨パの一つの形となった。

第8世代(ソード・シールド)

交代技「クイックターン」を習得!

第8世代では『冠の雪原』で無事入国。
メガシンカが剥奪されてしまったため、雨パアタッカーとしての役割は完全に失ってしまった。

しかし、新技「クイックターン」を習得し、起点作り性能にさらに磨きがかかった。
「ステルスロック」「あくび」「クイックターン」で技は完成されており、後続のエースに繋ぐ動きがスムーズになった。

他にも「アクアブレイク」「ボディプレス」「DDラリアット」といった優秀な技も新規習得。

ダイマックスとの相性も悪くなく、「ダイストリーム」「ダイアース」で火力や特防を引き上げることが可能。
サブウェポンも豊富で、高い耐久力を生かして殴り合いを制することも増えた。

この世代で登場した「ゴリランダー」は天敵中の天敵であったが、それでも持ち前の汎用性とスペックの高さで環境を生き抜いていた。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

起点作りの安定感は健在

第9世代では『藍の円盤』で無事内定を果たす。
草4倍弱点を消しながら動くことができるため、テラスタルとも相性は良好。

「はたきおとす」「どくづき」あたりが有用な新規習得技であり、妨害性能や草への打点を得た。
残念ながら「ウェーブタックル」を覚えられなかったため、アタッカーとしてはもう一歩足りない感は否めない。

相変わらず起点作成要因としては随一の安定感を誇り、今作でも後ろのエースのために元気に働いていた。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ復活と「ウェーブタックル」習得

チャンピオンズでは『レギュM-B』から登場し、久しぶりにメガシンカを使うことが可能。

SVで覚えられなかった「ウェーブタックル」を習得し、瞬間火力が大幅に上昇。
「雨+ウェーブタックル」の火力は凄まじく、雨パ躍進の立役者となっている。

他のメガ勢も復帰しており、天候の奪い合いが激化しているのは留意が必要だが、雨パのエースとして文句なしの火力を手に入れたと言って良いだろう。

まとめ

時代が変わっても崩れない「安定感の塊」

ラグラージの歴史は、まさに「優秀な複合タイプと隙のない基本スペックをベースに、『ステロ+あくび』『クイックターン』という起点作成の神器を手に入れ、メガシンカで雨エースの破壊神にもなった、安定感の歴史」でした!

3世代:草技がメジャーじゃないのも相まって高いスペックを遺憾なく発揮。

4~5世代:「ステルスロック」「あくび」を習得。起点作成要因として活躍を果たす。

6~7世代:メガシンカにより雨エースとしての人生を歩む。「ペリラグ」は最強コンビの一つとして恐れられた。

8~9世代:ダイマックス・テラスタルに適応しながら高スペックで環境を生き抜く。

チャンピオンズ:メガシンカ復活&ウェーブタックル習得!雨パの破壊神として大活躍。

超高速で翻弄するジュカイン、派手な一撃で魅せるバシャーモに対し、どっしりと構えてパーティの土台を支え続けたラグラージ。

ホウエン御三家は3匹それぞれが全く異なるベクトルで対戦史に名を刻んだ最高の世代ですね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のラグラージですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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