ペリッパーのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第3世代『ルビー・サファイア』でキャモメの進化形として登場した、みずどりポケモン、ペリッパー。

大きなクチバシと愛くるしいフォルムが特徴ですが、対戦界においては「優秀なタイプをもつだけの鳥」から「天候概念を支配する最強の雨始動役」へと成り上がった、屈指の下剋上スピリットを持つポケモンです。

今回は、そんなペリッパーが辿った波乱万丈の対戦史を振り返ります!

ペリッパーの概要

ペリッパーのデータ


ペリッパー
全国図鑑No.0279初登場世代第3世代
タイプみず
ひこう
重さ技威力60
通常特性1通常特性2
するどいめあめふらし
隠れ特性
あめうけざら
※第7世代から「あめふらし」が追加。

ペリッパーの種族値

第3世代~第6世代
HP攻撃防御特攻特防素早合計
6050100857065430
第7世代以降
HP攻撃防御特攻特防素早合計
6050100957065440
特攻が85→95へ上昇。
第3世代の序盤鳥ポケモン。
(スバメとキャモメどっちなんだろうね?)

種族値的には防御が少し高い程度の低種族値。
「ギャラドス」と同じ優秀なタイプをもつが、対戦環境では長すぎる不遇期間を過ごしていた。

第7世代で「あめふらし」の特性を獲得し、長い下積み生活から脱却!
貴重な天候特性というだけでなく、「ぼうふう」「とんぼがえり」「おいかぜ」といった技で「ニョロトノ」と差別化が容易。

「雨パの司令塔」として文句なしの性能を手にしたのである。

ペリッパーの歴史と評価

ペリッパーが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

優秀なタイプを持て余す

「ギャラドス」「マンタイン」に次ぐ水・飛行タイプとして登場。
「なみのり」「そらをとぶ」を両立できる稀有なポケモンであり、旅パのお供に使っていた人が7割いたらしい。(潜入捜査官ほろよい調べ)

非常に優秀な複合タイプなのは間違いないが、種族値が低く、水タイプには強力なライバルが多いため、肩身が狭いデビューとなった。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

さらに立場は悪くなった

第4世代では、技の分類が変更され、比較的高めの特攻を無駄なく使えるようになった。

「ハイドロポンプ」「エアスラッシュ」を両立できるのは他に「アメモース」だけであり、一応稀有な存在ではあった。

強力なポケモンが新登場し、火力インフレも進んだことにより、低種族値のペリッパーにとっては苦しい状況であった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

隠れ特性でも全く強化にならず…

第5世代では隠れ特性で「あめうけざら」を獲得。
雨が降っていれば毎ターンHPを回復できるが、ペリッパー程度の耐久では微々たるもの。

この世代で「ぼうふう」を覚えたため、雨とのシナジーは一応あったが、「トノグドラ」が大暴れしている中でペリッパーを使う意味はほとんどなかった。

第6世代(X・Y・ORAS)

まだまだ続く不遇期

第6世代で多くのポケモンがメガシンカで救済されたが、ペリッパーは貰えず。
この世代でもマイナーど真ん中の存在であった。

「ファイアロー」が暴れていた環境であったのもあり、「ゴツゴツメット」を持たせた物理受けとして使っていた人もいたとかいなかったとか…。

第7世代(サン・ムーン)

「あめふらし」獲得で一躍雨パのヒーローに!

第7世代では「あめふらし」の特性を獲得し、特攻も10アップする超絶強化が入った。
これが対戦界を揺るがす大事件となり、長年「雨始動要員」として君臨していた「ニョロトノ」から一気に主力の座を奪い取った。

必中の「ぼうふう」によって自分で火力を出せるのが偉く、雨パが苦手な「モロバレル」「フシギバナ」といった草タイプに大ダメージを与えられる。

「とんぼがえり」によって対面操作しながらエースを着地させることができるのもニョロトノにはできない芸当。

ラグラージと組んだ「ペリラグ」は、雨パの象徴的なコンビとなって大きな活躍を果たしていた。

とくにダブルバトルでは「おいかぜ」「ワイドガード」の存在もあり、トップメタの一角に名を連ねていた。

総じて雨始動役としてはニョロトノよりも勝っている部分が多く、「雨=ニョロトノ」のイメージを完全に覆すことに成功した。

この世代からは「雨といえばペリッパー」のイメージが強くなり、高い使用率をキープすることになったのである。

第8世代(ソード・シールド)

異常気象時代でも活躍!

第8世代では最初から内定しており、DLCまでは唯一の「あめふらし」ポケモンであった。

ダイマックスによって誰でも簡単に天候を変えられる「異常気象時代」であったが、ダイマックスの権利を使わずに天候を書き換えられる点は変わらず優秀。

自身もダイマックスとの相性は悪くなく、タイプ一致の「ダイジェット」を使うことができ、ダブルバトルでは隣の味方の素早さも引き上げることができる。
ダブルの素早さの仕様変更もあってさらに重要度が増した世代であった。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

「化身トルネロス」が新たなライバルに

第9世代でも初期から入国。
この世代でも貴重な雨要員として変わらず活躍していた。

「化身トルネロス」が新たなライバルとして台頭してきた。
この世代で全ての天候技を習得し、「いたずらごころ」によって先制で使うことが可能。

専用技「こがらしあらし」が雨だと必中の全体技になること、「おいかぜ」「ちょうはつ」等のサポート性能にも長けることもあってダブルのトップメタに君臨。

「天候に一手消費しない」ことや「ワイドガード」「とんぼがえり」の存在があるため差別化は容易だが、ここにきて種族値の差を痛感させられる世代となった。

ポケモンチャンピオンズ

雨パの司令塔として大活躍中!

チャンピオンズでも初期環境から使用可能。
メガシンカ環境であるため、「メガリザードンY」「メガユキメノコ」「メガバンギラス」といった天候特性もちが増え、天候の取り合いが激化している。

ペリッパー自身にとくに変化はないが、デフレ環境のおかげで「ブリジュラス」とのコンビが強力。
対策必須級のコンビとして環境に君臨している。

『レギュM-B』からはかつての相棒「メガラグラージ」が復帰。
相変わらず抜群の相性を誇り、ラグラージが「ウェーブタックル」を習得したことによりさらに強化された。

まとめ

対戦史に残る下剋上を果たした「雨の支配者」

ペリッパーの歴史は、まさに「長すぎる不遇時代を耐え抜き、『あめふらし』『とんぼがえり』『ぼうふう』という神のツールを手に入れて対戦界の天候を支配した、史上最高の下剋上劇」でした!

3~6世代:優秀なタイプをもつだけの低種族値ポケモン。長い不遇時代を過ごす。

7世代:「あめふらし」獲得で覚醒!一躍雨パの司令塔になり、「ペリラグ」が猛威を振るった。

8~9世代:雨パの軸としてダイマックス・テラスタル環境も余裕で生き抜く。

チャンピオンズ:「ブリジュラス」や「メガラグラージ」とのコンビで変わらず大活躍中!

不遇すぎる期間を乗り越え、一昔前からは想像もつかないほどの躍進を遂げた「愛され下剋上ペリカン」と言って良いでしょう!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のペリッパーですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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