サーナイトのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第3世代『ルビー・サファイア』でラルトスの最終進化形として登場した、ほうようポケモン、サーナイト。

流麗でドレスのような優美なフォルムから絶大な人気を誇りますが、対戦界においては「エスパータイプらしい優秀な補助技」や「メガシンカによる高火力の歌声」を武器に、華やかさと恐ろしさを兼ね備えたポケモンとして名を馳せてきました。

今回は、サーナイトが歩んだ「気高き対戦史」を振り返ります!

サーナイトの概要

サーナイトのデータ


サーナイト
全国図鑑No.0282初登場世代第3世代
タイプエスパー
フェアリー
重さ技威力60
通常特性1通常特性2
シンクロトレース
隠れ特性
テレパシー
※第6世代からフェアリータイプが追加。

メガサーナイト
タイプエスパー
フェアリー
重さ技威力60
特性
フェアリースキン

サーナイトの種族値


サーナイト
HP攻撃防御特攻特防素早合計
68656512511580518

メガサーナイト
HP攻撃防御特攻特防素早合計
688565165135100618
※攻撃+20,特攻+40,特防+20,素早さ+20
第3世代のふつくしく気高いエスパータイプ。
種族値的には「フーディン」や「エーフィ」の遅いバージョンといった感じで、特殊アタッカーとしては一歩劣る。
「おにび」「アンコール」など、豊富な補助技を生かして差別化していくことが求められる。

特防の数値は極めて良好だが、HPが低く、総合的な耐久力はそれほど高くない。
高速再生技も覚えないため耐久型としては厳しいが、特殊との撃ち合いは非常に得意。

第6世代でフェアリータイプが追加。
新たな耐性や攻撃範囲を得たことにより大きく強化された。
同時にメガシンカも獲得して「フェアリースキン」へ変化。「ハイパーボイス」で広範囲・高火力の安定技を繰り出すことができる。
すっかりフェアリーの第一人者みたいな顔である。

サーナイトの歴史と評価

サーナイトが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

器用なエスパータイプとしてデビュー

THE・エスパータイプといった種族値をもち、特攻125・特防115は非常に優秀な数値。
しかし、素早さが80と中速帯であり、「フーディン」「エーフィ」「ラティオス」といった高速アタッカーの陰に隠れがちな存在であった。

「10まんボルト」「3色パンチ」「マジカルリーフ」といった技を覚えられるため技範囲は非常に広く、特殊技の撃ち合いには比較的強かった。

当時から優秀な変化技を多く覚え、「ちょうはつ」「でんじは」「おにび」「おきみやげ」「みちづれ」と器用さはトップクラス。
ライバル達との差別化に直結するため、フルアタではなく補助技を仕込んだ方がサーナイトの良さが出ると言える。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

さらに技が豊富に!

第4世代では、技の分類が変更された影響で「3色パンチ」が物理技となってしまい候補外に。
しかし「きあいだま」「エナジーボール」を習得し、「シャドーボール」も特殊技になったため、大きな問題にはならなかった。

この世代で「アンコール」「トリック」「トリックルーム」などを新規習得し、さらに器用な動きが可能になった。

相性の良い「こだわりスカーフ」「こだわりメガネ」「きあいのタスキ」が登場したことも嬉しい要素であり、「こだわりトリック」や「みちづれ」に繋ぎやすくなったと言える。

第5世代(ブラック・ホワイト)

インフレについていけず苦戦が続く

第5世代では隠れ特性で「テレパシー」を獲得。
シングルでは全く無意味な特性であり、大きな強化にはならなかった。

「サイコショック」「アシストパワー」といった新たなエスパー技を獲得。今まで倒せなかった相手を突破できる可能性は生まれた。

しかし、全体的に環境は向かい風であり、新顔の「シャンデラ」「ウルガモス」「アイアント」といったポケモンに不利をとってしまう。

決して弱いわけではないが、全盛だった天候パとのシナジーも少なく、対戦環境での存在感は非常に薄くなってしまった世代であった。

第6世代(X・Y・ORAS)

メガシンカ獲得&フェアリーの申し子に!

第6世代でサーナイトの歴史が大きく動いた。
新タイプのフェアリーが追加され、「エスパー・フェアリー」の複合タイプになり、さらにメガシンカまで獲得!

メガシンカすると特攻が165まで伸び、素早さも激戦区の100族に追い付く。
特性は「フェアリースキン」となり、「ハイパーボイス」が威力175の高火力&安定技として最高クラスのメインウェポンに。
最後っ屁の「はかいこうせん」も強力であり、なんと威力292の凄まじい火力になった。

ダブルバトルでも適性の高さを示しており、ハイパーボイスが全体技になることが非常に強力。
メガ枠を他に回し、通常状態の「テレパシー」を採用する価値も上がっている。

総じて、サーナイトの歴史上最大の強化が入った世代であり、使用率も一気に上昇した。

第7世代(サン・ムーン)

「カプ・テテフ」登場が大きな逆風

凄まじい強化を貰った第6世代から一転、第7世代では大きな逆風にさらされることになった。
フェアリースキンの倍率が1.3倍から1.2倍へと下方修正されてしまった。

そして最大にして最強のライバル「カプ・テテフ」が登場してしまい、エスパー・フェアリーのアタッカーとして枠を争うことに。

メガシンカすれば特攻・素早さともに上回ることができるが、持ち物の自由度やサイコメイカーの優秀さには敵わない。

豊富な補助技によって差別化は簡単だが、アタッカーとしては常に意識しなければならない存在となったのである。

ダブルではトップ層をキープ!

強力なフェアリーの登場、それに伴う鋼タイプの増加によって逆風が強い世代であったが、ダブルでは変わらず大活躍を果たした。

高火力全体技の「ハイパーボイス」、「トリックルーム」「ふういん」とダブル適性は非常に高い。

新たな相棒「ガオガエン」が登場したことも追い風であった。
相性補完に優れ、「いかく」の特性を自然に生かせる「サナガエン」のコンビはダブルバトルのメジャーな構築の一つとなった。

絶妙な素早さのおかげで追い風にもトリルにも対応できるのも非常に優秀であり、ダブルではトップメタの一角として君臨していた。

第8世代(ソード・シールド)

メガシンカ剥奪でシンプルに弱体化

第8世代ではメガシンカが剥奪され、通常状態で戦わなければならなくなった。
フェアリースキンによるハイパーボイスがアイデンティティだったため、シンプルに弱体化してしまったと言って良いだろう。

逆に言うと持ち物の自由度は増したため、「こだわりスカーフ」をもたせて「トリック」したり、「とつげきチョッキ」で撃ち合いに強くしたりとカスタマイズすることができる。

この世代では「マジカルフレイム」を新規習得し、めざパ炎よりも高火力の炎打点をゲット。
ライバルの「カプ・テテフ」は覚えられないため、差別化に必須級の技となった。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

「エルレイド」と違って微強化に留まる

第9世代でも無事内定。顔採用である。
分岐進化の「エルレイド」が「きれあじ」獲得で超強化されたのに対し、サーナイトは微強化をもらった。

安定した格闘技の「はどうだん」を習得し、貴重な特殊先制技「しんくうは」も獲得。
多くのポケモンが剥奪された「マジカルフレイム」も継続して覚えられるのも嬉しい要素。

新要素のテラスタルとの相性はまずまず。
苦手な鋼を受けながら「マジカルフレイム」を刺せる「炎テラス」や、ゴースト弱点を消しながらシンプルに一致火力を上げる「フェアリーテラス」が候補となるだろう。

アタッカーとしては見劣りする場面が多いため、豊富な変化技を駆使して自分のペースに持ち込むスタイルは変わらないと言える。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ復活!

チャンピオンズでは初期環境から使用可能。
久しぶりにメガシンカして戦うことができる。

「はどうだん」「マジカルフレイム」「しんくうは」等はメガサーナイトとしては初めて使うことができ、実質的に強化されたと言って良いだろう。

第7世代の時と同様、ハイパーボイスで圧力をかけていくのが主な動きとなり、相変わらずダブルでの適性が高い。

新たなライバルとして「メガフラエッテ」が登場した。
フェアリー技の火力では負けてしまっているため、技範囲の広さや補助技で差別化していく必要がある。

まとめ

エレガントな「フェアリーの絶対女王」

サーナイトの歴史は、まさに「第3世代でのテクニカルなエスパーから始まり、第6世代でのフェアリー追加&メガシンカで『スキン+ハイパーボイス』という圧倒的破壊力を手に入れた華麗なる覚醒の歴史」でした!

3~5世代:優秀な補助技を使えるが、エスパーのアタッカーとしては一歩劣る立ち位置。

6~7世代:フェアリー追加&メガシンカで大強化!主にダブルで一気にトップメタへと駆け上がる。

8~9世代:メガシンカ剥奪で弱体化。豊富な変化技を駆使してなんとか戦うが使用率は伸びない。

チャンピオンズ:メガシンカ復活!ハイパーボイスの圧力は健在である。

美しさと可憐なビジュアル、そして一撃で相手を吹き飛ばす「ハイパーボイス」のギャップ。

まさに美しき絶対女王ですね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のサーナイトですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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