ペルシアンのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第1世代『赤・緑』で登場し、ニャースから進化するシャムネコモチーフのポケモン、ペルシアン。

ロケット団のサカキの膝の上で優雅に佇む姿が印象的ですが、対戦界においては「素早さ種族値115」という圧倒的な速さを武器に、世代ごとに全く異なる独自の強さを発揮してきた激闘の歴史があります。

今回は、そんなペルシアンが歩んだ「速さとテクニックで翻弄する対戦史」を振り返ります!

ペルシアンの概要

ペルシアンのデータ


ペルシアン
全国図鑑No.0053初登場世代第1世代
タイプノーマル重さ技威力60
通常特性1通常特性2
じゅうなんテクニシャン
隠れ特性
きんちょうかん
※第4世代から「テクニシャン」が追加。

Aペルシアン
タイプあく重さ技威力60
通常特性1通常特性2
ファーコートテクニシャン
隠れ特性
びびり

ペルシアンの種族値

第1世代
HP攻撃防御特殊素早合計
65706065115375
第2世代以降
HP攻撃防御特攻特防素早合計
6570606565115440
特殊分岐の影響なし。

Aペルシアン
HP攻撃防御特攻特防素早合計
6560607565115440
素早さ115が特徴の元祖猫ポケモン。
他の数値は結構オワッテルため、この素早さを最大限に生かした戦い方が基本スタイルとなる。

初代では確定急所を武器に活躍を果たしたが、それ以降は苦しい時期が続くことになる。

第7世代でリージョンフォームを獲得!
悪単タイプに変わり、神特性「ファーコート」で差別化には困らなくなった。
原種のことは忘れましょう…。

ペルシアンの歴史と評価

ペルシアンが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第1世代(赤・緑・青・ピカチュウ)

確定急所の「きりさく」連打!!

全てのポケモンが使えるルールでは「ケンタロス」が君臨していたため出番がなかったが、2軍大会の99カップではトップメタの一角となった。

素早さ115から繰り出される「きりさく」は、当時の仕様で確定急所となり、凄まじい制圧力を発揮していた。
実質威力210で、壁や積み技を貫通できる破格の技となり猛威を振るっていたのである。
その圧倒的な強さから、99カップは「ヤドラン」「ペルシアン」の2トップと言われていた。

99カップでは「バリヤード」「ユンゲラー」「エレブー」といった高速低耐久のポケモンが幅を利かせており、そのすべてを上からきりさくで粉砕できるのは非常に強力だった。
間違いなくこのルールではトップメタの一角となり、ペルシアン対策の「ゴースト」も使用率を伸ばしたことからも影響力の高さがわかるだろう。

と、まぁめちゃくちゃ強いという書き方だが、あくまでも2軍大会の話であり、なんでもありルールでは「ケンタロス」「ガルーラ」「カビゴン」といったライバルに見劣りしていたのは否めない。

器用なノーマルタイプには珍しく「ふぶき」「じしん」といった技を覚えられないのが痛く、耐久力の低さも相まって第一線からは一歩引いた立ち位置だったと言えるだろう。

第2世代(金・銀・クリスタル)

急所の仕様変更でただの猫に…

第2世代の特殊分岐では特攻、特防ともに変更なし。火力も耐久も一切変わらなかった。
同期の「カビゴン」「ガルーラ」たちが大幅に特防が上がったことを考えると非常に厳しいと言わざるを得ない。

急所の仕様が変わり、代名詞の「確定急所きりさく」は闇に葬り去られた。高い素早さは健在だが、制圧力は一気に下がってしまった。

「さいみんじゅつ」「シャドーボール」など、有用な技も新規習得したが、ライバル達の壁が高く、使用率は全く伸びなかった。

この世代からはっきりと不遇期間に入り、「低種族値のただのサカキのペット」と化してしまっていた…。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

「ねこだまし」を習得しただけ

第3世代では「じゅうなん」の特性を獲得。
高い素早さを麻痺で妨害されないのは悪くないが、大きな強化とは言えなかった。

技方面では「ねこだまし」を獲得。タイプ一致で使え、足りていない火力を少し補強できるようになった。

ライバルたちとの明確な差別化点が少なく、第一線からは程遠い立ち位置でくすぶっていた。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

強特性「テクニシャン」を獲得!

第4世代では特性「テクニシャン」が追加され、戦いの幅が大きく広がった。
「ねこだまし」をはじめテクニシャン適用技をある程度覚えるため、この特性を生かした戦い方を模索していきたい。

しかし、この世代で新登場した「エテボース」が目の上のたん瘤となった。
「タイプ・素早さ・特性」が全て同じというゲーフリの陰謀により、ペルシアンの苦しい立場はあまり変わらなかった。

攻撃種族値はエテボースに圧倒的に負けており、あちらはテクニシャンと相性の良い「ダブルアタック」も使えるため、物理火力は大完敗。
特攻は僅かに勝っているが、それも微々たる差という有り様。

習得技には違いがあるため完全劣化というわけではないが、常に意識しなければならない存在となってしまった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

新ライバル「チラチーノ」まで登場してしまった

前世代で「エテボース」という強力なライバルが登場したが、この第5世代でも「チラチーノ」が新登場。
またもや「タイプ・素早さ・特性」がすべて同じであり、連続技を豊富に覚えるチラチーノは大きな壁となった。
もうペルシアンのライフは0よ!

隠れ特性も「きんちょうかん」という微妙すぎるものであり、完全に超マイナーポケモンの立ち位置が板についてしまっていた。
もうペルシアンのライフは0よ!

第6世代(X・Y・ORAS)

テクニシャン特殊型の利便性アップ

第6世代でも可哀想なくらい不遇な時期が続いていた。

一応「じゃれつく」を新規習得、「どろぼう」の威力が60に上昇と強化点もあったが、とくになにも起きなかった。

テクニシャンが適用される「みずのはどう」「でんげきは」を覚えられるため、「わるだくみ」と合わせた特殊型の利便性は上がったと言える。
それでも火力不足が深刻ではあるが、それなりの技範囲で殴ることは可能になった。

第7世代(サン・ムーン)

リージョンフォームで悪タイプに!

第7世代ではリージョンフォームを獲得!
悪単タイプになり、神特性「ファーコート」もゲットし、他のポケモンとの差別化は完全に成功!

種族値は低いが特性のおかげで物理方面の耐久力が高く、タイプ一致の「イカサマ」を使えることもあり、物理アタッカーに強かった。

高い素早さから「イカサマ」を連打するだけでも強力であり、他にも「すてゼリフ」「すりかえ」といった優秀な技も使えるため、こだわり系アイテムとの相性も良い。

原種同様「ねこだまし」も使えるため、ダブルバトルへの適性は非常に高め。
「ねこだまし+すてゼリフ」の超優秀なサポーターでありながら、タイプ一致イカサマで圧力をかけることも可能だった。

2世代から常に苦しい立場だったが、リージョンフォームによって新たな道が拓かれた世代だったと言えるだろう。
原種ペルシアンはサカキさんと仲良く暮らしてくれ。

第8世代(ソード・シールド)

変わらずサポーターとして一定の需要

第8世代の新システム「ダイマックス」とはあまり相性が良くないため、基本的には前世代同様のサポーター運用がベター。

世はまさに大ダイジェット時代であったため、素早さで上を取られてしまうことが増えてしまったのは痛いところである。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

新たなテクニシャン「イッカネズミ」登場

新たなノーマルテクニシャン「イッカネズミ」が登場し、原種ペルシアンのライバルがさらに増えた。
素早さは勝っているが、アタッカー性能は圧倒的に負けている。

この世代も原種ではなくアローラの姿によるサポーター運用が基本となっていた。

ポケモンチャンピオンズ

変わらずサポーター運用

チャンピオンズではレギュM-Cで原種、リージョン共に参戦。

レギュM-C段階ではライバルである「エテボース」「チラチーノ」が存在しないため、原種的には多少個性は取り戻していると言って良い。

アローラの姿も「イカサマ」を中心としたサポーター運用でそれなりの役割を果たすことはできるだろう。

総じて第7世代から変わらない立ち位置である。

まとめ

高い素早さで相手をあしらう高貴なネコ

ペルシアンの歴史は、まさに「『確定急所きりさく』から始まり、『テクニシャン』や『ファーコート』という武器を手に入れて相手を翻弄し続けた歴史」でした!

初期:「確定急所きりさく」によって高い制圧力を発揮。唯一輝いていた時代と言える。

2~6世代:「テクニシャン」適用技を生かして戦うが、ライバルの壁が高かった。

7世代~現在:リージョンフォームで新たな道が拓かれる。「サポーター兼イカサマアタッカー」として唯一無二の存在に。

サカキ様が愛用するのも納得の、スマートで洗練された嫌らしさ。

数多くのライバルに押され気味の時代が長かったですが、リージョンフォームで唯一無二の性能を手に入れることができましたね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のペルシアンですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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