メタモンのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

初代『赤・緑』から登場し、つぶらな瞳と紫のフニャフニャした体が愛くるしいメタモン。

「ミュウの失敗作?」などの都市伝説でも親しまれていますが、対戦環境におけるメタモンは「相手が強くなればなるほど、自分も最強になる」という、対戦界で最も恐れられているストッパーの一匹です。

今回は、そんなメタモンが「1ターン無駄にする置物」から「出された瞬間詰む悪魔」へと化けた激動の対戦史を振り返ります!

メタモンの概要

メタモンのデータ


メタモン
全国図鑑No.0132初登場世代第1世代
タイプノーマル重さ技威力20
通常特性1通常特性2
じゅうなんー
隠れ特性
かわりもの

メタモンの種族値

第1世代
HP攻撃防御特殊素早合計
4848484848240
第2世代以降
HP攻撃防御特攻特防素早合計
484848484848288
初代から登場するなんかちっちゃくてかわいいやつ。
2世代からは様々な相手と交配させられることでもお馴染みのポケモンである。

第4世代までは「へんしん」で1ターン使わないといけないため実用性は皆無だったが、第5世代で覚醒!

専用特性「かわりもの」を獲得し、場に出た瞬間変身することが可能となり、一気に要注意ポケモンへ。

相手の積みをコピーできることから、ストッパー&エースとしての資質を兼ね備える稀有なポケモンである。

メタモンの歴史と評価

メタモンが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第1世代(赤・緑・青・ピカチュウ)

対戦環境で活躍できる要素はなかった

初代では残念ながらまともに戦える性能ではなかった。

高速ポケモン達が暴れまわっていたこの環境で1ターン無駄にしなければならないのは痛すぎた。

持ち物もなく、特性もない時代。
メタモンにとっては苦しいスタートとなった。

第2世代(金・銀・クリスタル)

専用アイテム「メタルパウダー」登場

第2世代で特殊分岐が起こったが、メタモンは特攻・特防ともに変わらず48。

専用アイテム「メタルパウダー」が登場した。
2世代に限り「ぼうぎょととくぼうが1.5倍になり、へんしん後も効果がなくならない」という効果である。

効果自体は強力であり、「のろい」を積むポケモンも多いため環境に向いているように思えるが、自身のHPが低すぎるため結局微妙。
PPが全て5で固定されることもあり、持久戦では分が悪かった。

対戦以外ではタマゴを産みまくるという仕事ができたが、対戦環境に名前が挙がることはなかった。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

ドーブルが「へんしん」可能に

第3世代で導入された特性は「じゅうなん」であった。
はっきり言ってなんの意味もない。

そして「ドーブル」が「スケッチ」で「へんしん」を覚えられるようになってしまったため、わざわざメタモンでやる意味がなくなってしまった。

この世代から「メタルパウダー」の効果が変身後に無効化されるようになったのもあり、非常に厳しい状況に陥った。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

「スピードパウダー」「こだわりスカーフ」の登場

第4世代では新たな専用アイテム「スピードパウダー」が登場。
素早さが2倍になるため、上から「へんしん」を決めること自体は容易になった。
素早さ実数値220になり、最速マルマインよりも速く変身することができる。
※変身後には効果がなくなるため、実質アイテムなしの状態となるので注意。

新アイテム「こだわりスカーフ」も登場し、こちらは変身後にも効果がある点が優秀。
相手がスカーフでない限り、変身後は必ず先制することができる。
「ガブリアス」「ボーマンダ」といったドラゴンに変身し、次のターン上からドラゴン技をぶち込むという芸当が可能になった。

新アイテムのおかげで多少変身の難易度は下がったものの、まだまだ実戦レベルとは言えない状況であった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

「かわりもの」解禁!一瞬でへんしん完了のバグ性能

メタモンの歴史が180度ひっくり返り、対戦界を激震させたのが第5世代。
隠れ特性「かわりもの」を獲得し、場に出た瞬間に変身することが可能となり、1ターンロスが無くなった。

相手がどれだけ積んでいても場に出ただけで全てをコピーできるのは非常に強力であり、「こだわりスカーフ」や「きあいのタスキ」で行動回数を確保することも可能。

今までネタポケモンの側面が強かったメタモンだが、この世代から要注意ポケモンへと名を連ねる存在となったのである。

第6世代(X・Y・ORAS)

積みポケモンがメジャーになりおいしい環境に

第6世代でも引き続き「かわりもの」によるストッパー兼アタッカーを担うこととなった。

この世代では新システム「メガシンカ」が登場しインフレが進んだが、メガシンカ後に対面すればしっかりメガの姿に変身してくれる。

また、積み技をもったポケモンが増加しメジャーになったことも追い風であった。
「タダ乗り気持ち良すぎます!いただきます!!」
というプレイヤーが増加した。

「相手のエースが強ければ強いほどメタモンも強くなる」という性質上、インフレが進む環境であればあるほどメタモンの価値も上がり続けるという唯一無二のポジションを確立した。

第7世代(サン・ムーン)

変わらず独自の立ち位置をキープ

メガ&Zワザ環境の第7世代でもメタモン独自の立ち位置は変わらなかった。

前世代から、特性「いたずらごころ」のポケモンの「いばる」「でんじは」で場を荒らし、火力の上がった相手ポケモンをコピーする構築が多く見られた。

第8世代(ソード・シールド)

ダイマックス環境でも大暴れ!

第8世代の「ダイマックス」環境でもメタモンはトップメタの一角として君臨!

相手のダイマックス技によって上がった能力にタダ乗りし、そこから全抜きする需要を得た。

その性質上「こだわりスカーフ」を持たせることが激増し、こだわり効果を自身のダイマックスで一時的に解除できるのも非常に相性が良かった。

ザシアンキラーとして超有名に!

伝説ありルールでは、この世代の最強伝説「ザシアン」対策として一躍トップメタとなった。

相手のザシアンの前に出るだけで「攻撃が2段階上昇し、持ち物も自由なザシアン」に変身することができる。

当然警戒もされやすいが、それでも一瞬で試合を決めかねない独自の強みがあった。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

パラドックスポケモンには注意が必要

第9世代でも元気に現役で活躍していた。

この世代で登場したパラドックスポケモンの「こだいかっせい」「クォークチャージ」による能力上昇はコピーできないので覚えておかなければならない。

また、メタモンの「こだいかっせい」「クォークチャージ」の効果も発動しないので注意が必要。
※つまりブーストエナジーを持っていても意味なし。

その他は基本的に前世代までと大きくは変わらない。
コライドンやミライドン、パオジアンといった超高速・超火力のポケモンが溢れるパルデア環境において、「積んだらメタモンで詰む」という圧力を全プレイヤーに与え続けていた。

チャンピオンズ

またメガシンカもコピーできちゃう♪

チャンピオンズでも初期環境から実装された。

メタモン自身はとくに変わらないが、メガシンカが復活したことによって、また大きな力をお借りすることができるようになった。

チャンピオンズでも唯一無二の性能で独自の需要があり、今後ポケモンがどれだけ追加されようと必ず生き残るだろう。

まとめ

相手の強さを利用する「鏡の悪魔」

メタモンの歴史は、まさに「へんしんを押す暇もなく倒されていた不遇の時代から、『かわりもの』一つで相手のエースを絶望に落とす最恐ストッパーへと登りつめた歴史」でした。

初代〜4世代:1ターン使って変身してる間に倒されてしまう悲しきポケモン。

5世代:「かわりもの」獲得で覚醒!独自の強みを獲得!

6世代~現在:メガやダイマックス、伝説すら横取りする最強のアンチメタとして活躍!

努力して育てたエースも、メタモン1体で返り討ちにされる絶望感。
インフレすればするほどメタモンも強くなっていく恐ろしさ。

人畜無害そうな可愛らしい見た目とは裏腹に、相手を絶望させる対戦界最高の「鏡」と言って良いでしょう!

あなたが思い出深いのはどの世代のメタモンですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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