初代ポケモンの顔であり、圧倒的な格好良さを誇るリザードン。
赤バージョンのパッケージも担当したポケモン界屈指の優遇ポケモン。
しかしその対戦の歴史は、決して順風満帆なものではありませんでした。
今回は、どん底の不遇時代から環境の頂点へと上り詰めた、リザードンの激動の歴史を振り返っていきます!
リザードンの概要
リザードンのデータ
![]() リザードン | |||
|---|---|---|---|
| 全国図鑑No. | 0006 | 初登場世代 | 第1世代 |
| タイプ | ほのお ひこう | 重さ技の威力 | 80 |
| 通常特性1 | 通常特性2 | ||
| もうか | ー | ||
| 隠れ特性 | |||
| サンパワー | |||
![]() メガリザードンX | |||
|---|---|---|---|
| タイプ | ほのお ドラゴン | 重さ技威力 | 100 |
| 特性 | |||
| かたいツメ | |||
![]() メガリザードンY | |||
| タイプ | ほのお ひこう | 重さ技威力 | 100 |
| 特性 | |||
| ひでり | |||
リザードンの種族値
| 第1世代 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| HP | 攻撃 | 防御 | 特殊 | 素早 | 合計 |
| 78 | 84 | 78 | 85 | 100 | 425 |
| 第2世代以降 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
| 80 | 82 | 83 | 109 | 85 | 100 | 534 |
![]() メガリザードンX | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
| 78 | 130 | 111 | 130 | 85 | 100 | 634 |
![]() メガリザードンY | ||||||
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
| 78 | 104 | 78 | 159 | 115 | 100 | 634 |
※メガリザードンY=攻撃+20,特攻+50,特防+30
みんな大好きリザードン。
初代から常にトップクラスの人気を誇るが初代での性能はイマイチ。
2世代で特攻が85→109に上がったことでアタッカーとしてはそれなりの数値に。
素早さは激戦区の100族であり、多くのポケモンに意識されるライン。
子供人気、海外人気が圧倒的であるという大人の事情からなのか、メガシンカが2種実装されたことで人生が激変。
Xは物理アタッカー、Yは晴れ特殊アタッカーとして一気にトップメタへ駆け上がった。
相手目線ではどちらにメガシンカするのか分からないのでリザードン検定とも呼ばれた。
リザードンの歴史と評価
リザードンが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!
第1世代(赤・緑・青・ピカチュウ)

人気はトップクラス、でも性能は残念すぎた
『赤』のパッケージを飾り、少年たちの心を掴んだリザードン。
ストーリーでもタケシやカスミに不利で苦しい思いをした人が多いだろうが、対戦環境でも非常に肩身の狭い思いをしていた。
当時は氷が炎に等倍であったため、猛威を振るっていた「ふぶき」が抜群という致命的な弱点をもつ。
電気技もどこからでも飛んでくる環境であったため、そりゃキツイわなという印象。
一応「きりさく」が確定急所だったり、炎で唯一「じしん」を覚えるというアイデンティティはあったが、ほーん、で?って感じである。
第2世代(金・銀・クリスタル)

最速の「はらだいこ」使いとしてロマン砲へ
第2世代で待望の積み技「はらだいこ」を獲得!
全ポケモン最速の腹太鼓使いであり、物理技の範囲も十分であるため、積めれば全抜き可能なロマンを手に入れた。
また、特殊分岐によって特攻が85→109へと上昇。これは非常に大きく、ファイヤーやヘルガーに次ぐ火力の「だいもんじ」を放つことができるようになった。
炎タイプの耐性も改善され、氷技に怯えなくてよくなった。そもそも吹雪が大幅に弱体化されたけど。
まだ持ち物や種族値のインフレが少ない環境であったため、合計種族値534は相当な総合力であり、物理型も特殊型も可能なのは大きな特徴。今思うとこの時からメガ2種の伏線だったのか?
とはいえ所詮素早さ100族であるため上から殴られることも多く、中堅のロマン砲というイメージであった。
第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

「はらだいこ」×「カムラの実」の必殺コンボ開発!
特性「もうか」が実装された第3世代。
ここで「はらだいこ」と、HPピンチ時に素早さが上がる「カムラのみ」を組み合わせた「太鼓カムラ型」が大開発された。
HPを極限まで削り、爆発的な火力と素早さで相手を壊滅させる奇襲性能を獲得し、「ハマれば強い」というポジションを確立した。
御三家由来の特性「もうか」もHPを減らすことで発動するため、体力が減ってから大逆転するというまるで主人公のような立ち回りがベースとなっていた。もちろん当時の炎技は全て特殊技扱いなので腹太鼓型とは両立ができないが。
第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

一生悩まされる「ステルスロック」が登場!
第4世代で登場した新技「ステルスロック」によって最も影響を受けたポケモンと言っても過言ではない。この時代から現在まで常にステロの脅威に怯えて暮らす日々となってしまった。
この世代で技ごとに物理特殊が設定されるようになり、ようやくタイプ一致の飛行特殊技「エアスラッシュ」を習得。それなりの特攻を生かしてそれなりの特殊アタッカーとしても機能するようにはなった。
ガブリアスの登場、バンギラスやラティオスも健在、同じ炎御三家のゴウカザルが超優秀等、非常に強い逆風を受けた世代であった。
第5世代(ブラック・ホワイト)

夢特性「サンパワー」解禁も、まだ日陰の身
隠れ特性「サンパワー(晴れ時に特攻1.5倍)」を獲得。
発動時の特攻は種族値189相当。普通に化け物。
晴れてる時の火力は凄まじいためロマンはあるが、ほんとそれだけ。
相変わらず「ステルスロック」が痛すぎる問題は解決せず。一生解決しないけど。
「火力はすごいんだけど使いづらい」という、もどかしいポジションが続いた世代であった。
第6世代(X・Y・ORAS)

「メガシンカ2種獲得」で環境のトップへ!

初代から長らく続いた不遇の時代に突如終わりが訪れた。
なんとミュウツーとリザードンだけ「2種類のメガシンカ」を獲得!これによって一気にトップメタへと駆け上がった。海外人気の高い2匹だけっていうのはきっと偶然だよね?たまたまだよね?
・メガリザードンX:ドラゴンタイプが追加され特性「かたいツメ」で超火力物理アタッカーへ変貌。
炎・竜の技範囲は優秀であり、「りゅうのまい」を積んだら止まらない突破力を得た。
・メガリザードンY:特性「ひでり」で自力晴れさせることができるように。
圧倒的特攻から晴れ炎技で全てを焼き尽くした。
もちろん「ソーラービーム」も溜めなしで放てるため受けることは困難。
「選出画面でXかYか分からない」という通称リザードン検定を相手に強いるだけで厄介な存在へ。一気に環境トップの実力へと躍り出ました。
間違いなくリザードンは公式と寝ました。
第7世代(サン・ムーン)

「ポケモンバトルの王」の一角に君臨

第7世代でもメガリザードンの強さは健在。やること自体は6世代と変わらないが、メガガルーラの弱体化やガブリアスの減少により更に使用率を伸ばすことに。
相変わらず「リザードン検定」が強力で、対応を間違うと一瞬で試合を決めてしまうほどの存在感であった。
シングルでもダブルでも、XでもYでも何をやらせても強いポケモンであり、かつてステロで泣いていた影はどこにもなく、名実ともに「対戦界の王」の一角として君臨し続けた。
第8世代(ソード・シールド)

メガ没収もなんのその!ダイマックスにも適応!

メガシンカが廃止され「またあの辛い日々に戻るのか……」と思いきや、今度はチャンピオン・ダンデの相棒として「キョダイマックス」を引っさげて登場。
専用技「キョダイゴクエン」は、攻撃しつつ相手に4ターン連続で炎のスリップダメージを与えるという極めて優秀な性能。
タイプ一致の「ダイジェット」で素早さを上げることができ、通常ダイマックスの「ダイバーン」で晴れサンパワーを生かすことも可能。強すぎんだろw
メガシンカを失ってもなお環境トップを走り抜けました。さすが公式と寝たポケモン。
第9世代(スカーレット・バイオレット)

トップから陥落!
メガシンカ、ダイマックスと3世代に渡って大活躍したリザードンであったが、素のスペックが重要なテラスタル環境ではイマイチな存在となった。
テラスタルとの相性が悪いわけではないが特殊アタッカーとしてはライバルが多い。
メガやダイマックス時代があまりにも輝きすぎていたためどうしても見劣りしてしまう。残念ながらトップ層からは陥落したと言わざるを得ない。
ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ大復活!またもや最強格へ
チャンピオンズでメガシンカが大復活し、また多くのパーティで採用されるようになった。
とくにメガリザードンYがあまりにも強力であり、リザードンの上から岩技を放てるポケモンは必須級となっている。
今後ダイマックスルールも予想されており、チャンピオンズで長く最強格の座に君臨しそうである。
まとめ
栄枯盛衰!どん底と頂点を知る人気ポケモン
リザードンは「どん底から公式の愛で成り上がった」主人公と言って良いだろう。
苦しい下積み時代が長かったが、メガシンカとダイマックスで全盛期を迎え、間違いなくポケモン対戦界のトップに君臨していた。
初代:氷弱点が致命的で普通に弱い
中盤:はらだいこやサンパワーでロマン砲に
6.7世代:メガシンカ2種で人気実力共にトップへ
8世代:ダイマックスにも適応してトップを死守
9世代:テラスタルでは強みを見出せず陥落
チャンピオンズ:メガ復活でトップに返り咲き
初代炎御三家であり、見た目のカッコよさも相まって全世界のポケモントレーナーに愛されるリザードン。
公式側もその人気を間違いなく意識しており、枕営業としか思えないほどの優遇強化を受けた。
あなたが一番衝撃を受けたのは、どの世代のリザードンですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!






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