ハッサムのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第2世代『金・銀』で新タイプ「はがね」を引っ提げて登場したはさみポケモン、ハッサム。

ストライクのスタイリッシュな素早さを重装甲へと転換し、合計種族値をあえて変えずにタイプと配分を組み替えた奇跡のバランス設計。

対戦界においては「弱点1つの神タイプ」と「テクニシャン+バレットパンチ」を武器に、20年以上トップメタに居続ける大スターです!

今回は、そんなハッサムが歩んだ「赤き絶対王者の対戦史」を振り返ります!

ハッサムの概要

ハッサムのデータ


ハッサム
全国図鑑No.0212初登場世代第2世代
タイプむし
はがね
重さ技威力100
通常特性1通常特性2
むしのしらせテクニシャン
隠れ特性
ライトメタル
※第4世代から「テクニシャン」が追加。

メガハッサム
タイプむし
はがね
重さ技威力120
特性
テクニシャン

ハッサムの種族値


ハッサム
HP攻撃防御特攻特防素早合計
70130100558065500

メガハッサム
HP攻撃防御特攻特防素早合計
701501406510075600
※攻撃+20,防御+40,特攻+10,特防+20,素早さ+10
第2世代で登場したストライクの進化形。
合計種族値は変わらないが、素早さを下げて物理火力・耐久が大きく上がった配分。

「むし・はがね」の超優秀な複合タイプになり、弱点が炎のみという安定感が最大のウリ。
その分思いもよらないとこから焼かれることもあるが。

第4世代で「テクニシャン」と「バレットパンチ」を獲得して一気にトップメタへ駆け上がった。
先制技とは思えない火力を叩き込むことができ、ハッサムの代名詞となった。

第6世代ではメガシンカを獲得。
攻撃や耐久が上がる順当な形であり、テクニシャンも据え置き。
耐久が上がったことで「つるぎのまい」を積むことがさらに容易になった。

炎4倍という明確な弱点はあるが、どの世代でも常に上位をキープし続ける非常に安定感のあるポケモンである。

ハッサムの歴史と評価

ハッサムが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第2世代(金・銀・クリスタル)

優秀なバトン要因として活躍!

新人の頃のハッサムはアタッカーとしてではなく、サポーターとして活躍の場が多かった。

「つるぎのまい」「こうそくいどう」「のろい」「きあいだめ」といった優秀すぎる積み技のラインナップであり、優秀な耐性と耐久力を生かしてバトン要因として大活躍していた。

自分が殴れる技は「めざパ虫」「きしかしせい」程度であり、高い攻撃力を生かすのが難しいデビューとなった。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

メイン技不足が深刻に

第3世代では「むしのしらせ」の特性を獲得。
しかし虫技は威力60の「ぎんいろのかぜ」くらいであり、有用な特性とは到底言えなかった。

優秀な耐性は健在だったが、タイプ一致のメインウェポンが「はがねのつばさ」「ぎんいろのかぜ」ではさすがに厳しかった。
「つるぎのまい」があるとはいえ、深刻な火力不足&メイン技不足が顕著になっていた。

同じ鋼タイプの600族「メタグロス」が登場したこともあり、ハッサムにとっては最も不遇気味の時代であったと言える。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

「テクニシャン」と「バレットパンチ」で大覚醒!

第4世代はハッサムの歴史で最も強化された世代であった。

特性に「テクニシャン」が追加され、「バレットパンチ」「むしくい」といった適用技も習得!
優秀な耐性を生かして「つるぎのまい」を積み、先制技とは思えないパワーの「バレットパンチ」を叩き込む流れが確立された。

即時回復の「はねやすめ」も習得したため、炎技をもっていない相手の前で居座ることが容易になった。

タイプ一致「とんぼがえり」でサイクルの鬼に

サイクル戦と相性抜群の「とんぼがえり」も習得した。
積み技との相性は悪くなってしまうが、もともと多耐性のポケモンであるため、サイクル戦への適性が高い。

残念ながら「テクニシャン」は適用されないが、攻撃130から繰り出されるタイプ一致の「とんぼがえり」は非常に強力であり、「こだわりハチマキ」との相性も抜群だった。

とんぼで相手に負荷をかけながら有利対面を作り続け、最後はバレパンでフィニッシャーを務める流れはハッサムの代名詞となった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

天候パにも適応して全盛期を迎える

第5世代でも大活躍が続いており、もちろんトップ層をキープしていた。

「アクロバット」を新規習得し、「ひこうジュエル」とのコンボで瞬間火力を出すことができるようになった。
「テクニシャン」のおかげでアイテムを持っていてもそれなりの威力になるため、他のアイテムをもたせる選択肢も十分視野に入っていた。

この時代は「大天候時代」であり、ハッサムは砂パ・雨パどちらにも組み込めるのが大きな魅力であった。
とくに雨パの「ニョロトノ+キングドラ」の裏選出として人気が高く、雨のおかげで炎技を耐えることができるし、そもそも炎はトノグドラが処理してくれるという相性抜群の構成であった。

「ウルガモス」「シャンデラ」「バシャーモ」といった強力な炎タイプが多かったが、それでも圧倒的に使用率が高かったことからハッサムの優秀さがよくわかる世代であった。

第6世代(X・Y・ORAS)

メガシンカ獲得!さらに安定感が増す

第6世代ではメガシンカを獲得。
攻撃と耐久がバランスよく伸び、素早さも微増する無駄のない順当な強化と言える。
特性も変わらず「テクニシャン」であるため、シンプルに「火力と耐久がさらに上がったハッサム」として扱うことができた。

鋼タイプの耐性に変更が入り、悪とゴースト技が等倍になってしまったのは痛いが、それでも耐性は十分すぎるほど優秀。
新登場したフェアリータイプにも強く、鋼技の価値も大きく上がっている。

メガしても攻撃は20上がるだけなので、メガ枠を他に譲って自身は違うアイテムをもつ選択肢も十分あり。
パーティ構築に合わせて様々なカスタマイズができるのはハッサムの大きな魅力であった。

第7世代(サン・ムーン)

新登場したカプ系が厄介に

第7世代で強力なフェアリータイプが多数登場し、ハッサムの仕事がさらに増えると思われたが、現実はそう上手くいかなかった。

「ミミッキュ」には比較的強かったが、準伝説枠のカプ系がとにかく厄介だった。

「カプ・コケコ」はエレキフィールド込みの電気技が凄まじい火力であり、バレパンも等倍のため一撃で落とせない。
「カプ・テテフ」はサイコフィールドによって頼りのバレパン自体を無効化してくる天敵。
「カプ・レヒレ」は高い耐久力でバレパン等倍。「しぜんのいかり」「なみのり」でがっつり削れられる。

立ち回り次第で誤魔化すことはできるが、基本的に不利な択を押し付けられてしまうことが多かった。

ハッサムのやれることは一切変わっていないため、別に弱くなったわけではないが、使用率を大きく下げてしまった世代であった。

第8世代(ソード・シールド)

技威力が低く、ダイマックスとの相性が悪い

第8世代では『鎧の孤島』で無事入国。
メガシンカを剥奪されているため、通常ハッサムとして戦うことになる。
技方面では「はたきおとす」「むしくい」「はねやすめ」「どくどく」といった有用な技が没収されてしまった。

新システム「ダイマックス」との相性はあまり良くない。
テクニシャンによる火力アップが肝のハッサムにとっては、ダイマックスすると「特性なし」になってしまうようなものである。

「ダイスチル」や「ダイナックル」で物理火力や耐久を上げられるのは相性が良かったが、相手の「ダイバーン」であっさり焼かれることも増えてしまった。

とはいえ、「ハチマキバレパン」や「剣舞バレパン」は相変わらず素晴らしい火力であり、相手を見極めればしっかり活躍できる環境ではあった。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

テラスタルで輝きを取り戻す!

第9世代でも無事内定。
あまり相性の良くなかったダイマックスが廃止され、テラスタル環境になりハッサムにとって大きな追い風が吹いた。

炎4倍をテラスタルで無理やり消して「つるぎのまい」を積むターンを作ったり、鋼テラスによってバレパンのリーチをさらに伸ばしたりと相性抜群。

技方面では「ばかぢから」が没収されたが、代わりに「インファイト」を習得。連発できる点を考えると大きな強化である。
また、優秀な技である「はたきおとす」を再習得し、テクニシャンが乗る「ダブルウイング」も健在。
技だけを見ても大きな強化傾向にあると言って良いだろう。

環境的にはこの世代のトップメタ「ハバタクカミ」「パオジアン」に強いことが最大の利点。
どんな型であれ上からバレパンで縛れているため、相手にテラスタルを強要したり交換を促すことが可能であった。やっぱ先制技って偉大過ぎるね。

7世代ではサイコフィールド、8世代ではダイマックスと環境があまり向いていなかったが、この世代では完全に輝きを取り戻したと言って良いだろう。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ復活!

チャンピオンズでは初期環境から使用可能。
メガ環境に戻ったことにより、またメガハッサムとして戦うことができるように。

メガとしては第7世代以来の登場ということになり、その間に覚えた「インファイト」や「ダブルウイング」をメガ状態で使えるのは初。

強みである「サイクル適性」と「剣の舞からのフィニッシャー」のどちらもこなせる汎用性の高さは当時と変わらない。

レギュレーションM-Cから同タイプの「メガクソクムシャ」が実装。
耐久力がメガハッサムの1.2倍程度あり、「かたいツメ」補正の乗った攻撃も非常に強力。
素早さや習得技で差別化は可能だが、強力なライバルが現れたことは意識して運用していきたいところである。

まとめ

時代が変われど衰えぬ「赤き鋼の絶対エース」

ハッサムの歴史は、まさに「むし・はがねの優秀な耐性をベースに、『テクニシャン×バレットパンチ』という最高の武器を手に入れ、どの時代でも対戦環境のトップ層に立ち続けた強者の歴史」でした!

2世代:攻撃技は貧相だったが、優秀すぎる耐性と積み技を使ったバトン役として活躍。

4~5世代:「テクニシャン×バレットパンチ」が代名詞に!一気に環境トップクラスへ駆け上がる。

6~7世代:メガシンカ獲得!さらに屈強な耐久力を得てサイクルの鬼に。

8世代:ダイマックスとの相性はあまり良くないが、スペックの高さでなんとか頑張った。

9世代:テラスタルがハマって大復活!「ハバタクカミ」「パオジアン」を上から縛れるのが偉い。

チャンピオンズ:メガ復活!ライバルの「メガクソクムシャ」が登場したが、今日も元気に活躍中。

「かっこよくて、扱いやすくて、とにかく強い」
全トレーナーが一度はパーティに入れたことがあると言っても過言ではない、ポケモン対戦史に残る最高傑作の一匹ですね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のハッサムですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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