ラフレシアのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

初代『赤・緑』から登場し「リーフのいし」で進化するラフレシア。

図鑑では「世界一大きな花びら」や「強烈な花粉」で知られるポケモンですが、対戦環境においては長年ライバルたちの影に泣かされ、自身の居場所を模索し続けた歴史がありました。

今回は、そんなラフレシアが「独自の強み」を手に入れて輝いていく対戦史を振り返ります!

ラフレシアの概要

ラフレシアのデータ


ラフレシア
全国図鑑No.0045初登場世代第1世代
タイプくさ
どく
重さ技威力40
通常特性1通常特性2
ようりょくそー
隠れ特性
ほうし

ラフレシアの種族値

第1世代
HP攻撃防御特殊素早合計
75808510050390
第2世代~第5世代まで
HP攻撃防御特攻特防素早合計
7580851009050480
※特殊分岐で特防が100→90へ低下
第6世代以降
HP攻撃防御特攻特防素早合計
7580851109050490
※特攻が100→110へ上昇
初代から登場する草・毒ポケモンであり、種族値配分はライバルのフシギバナと酷似している。

初代においては「はっぱカッター」や「やどりぎのタネ」という優秀な技を覚えないのが非常に痛い。

3世代では「ようりょくそ」の特性が与えられた。
ウツボットも同じ特性、後にフシギバナも…。

5世代で隠れ特性「ほうし」を獲得し、7世代で神技「ちからをすいとる」を習得。

世代を追うごとに受け性能が上がっていき、優秀なストッパーとして地位を確立していった。

ラフレシアの歴史と評価

ラフレシアが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第1世代(赤・緑・青・ピカチュウ)

草・毒タイプがつらすぎた

素早さ以外は比較的高水準な種族値であり、火力も耐久もそれなりにあったが、くさ・どくの複合タイプがあまりにも苦しい環境だった。

当時全盛だったこおりとエスパーのどちらも抜群な時点で厳しいと言わざるを得ない。

同タイプに「フシギバナ」「ウツボット」が存在していたのも向かい風。

ラフレシアは「やどりぎのタネ」も「はっぱカッター」も使えず、2匹より素早さも低い。

わざわざラフレシアを選ぶ理由がほぼなく、ライバルたちの陰に隠れてしまう切ないスタートとなった。

第2世代(金・銀・クリスタル)

優秀な技を覚えたが冬の時代は続く…

第2世代では特殊分岐の影響で特防が100→90へ低下。
痛いは痛いが影響はまだ小さい方であった。

2世代は「ガラガラ」が大暴走。
毒タイプ複合のせいで地面技が等倍なのがあまりにも痛い。
「メガニウム」や「ナッシー」が半減で受けられることを考えると苦しいところ。

技方面では「ギガドレイン」「つきのひかり」等の優秀な技を新規習得。

耐久型としての資質を見せ始めた世代であったが、環境的にまだ真価を発揮できずにいた。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

「ようりょくそ」を獲得したが苦しい時代は続く

第3世代で導入された特性では「ようりょくそ」を獲得。

弱点であった低い素早さを補うことができるが、日照りは「グラードン」限定特性であり、能動的に葉緑素を生かすことは難しかった。

対になっているウツボットも葉緑素の特性を得てしまったため、差別化とはいかなかった。

まだまだ冬の時代であった。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

「ヘドロばくだん」と「エナジーボール」で火力が安定

第4世代では物理・特殊の分離が行われ、「ヘドロばくだん」が待望の特殊技化!
さらに新技「エナジーボール」も加わり、タイプ一致技の火力が劇的に安定するようになった。

……が、ここで新登場したのがシンオウの草・毒タイプ「ロズレイド」である。通称ロズレガーデン。

特攻125,素早さ90から繰り出される攻撃は非常に強力であり、純粋なアタッカー勝負では再び後塵を拝することになってしまった。

物理耐久はラフレシアが圧倒的に上であり、特性も違うため完全劣化ではないが、意識しなければならないライバルがさらに増えてしまった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

隠れ特性「ほうし」解禁と「はなびらのまい」の超強化

第5世代で隠れ特性「ほうし(接触技を受けた時、相手を毒・麻痺・眠りのどれかにする)」を獲得!

高い耐久力と回復技をもち、「触ってきた相手を事故らせる嫌がらせ性能」によって物理受け としての資質を開花させた。

これまでライバルが多すぎて自分の色が出せずにいたが、ようやく自分の生きる道がかすかに見えてきた世代であった。

第6世代(X・Y・ORAS)

フェアリー登場で毒タイプの需要アップ!

第6世代で新タイプ「フェアリー」が誕生し、毒タイプの需要が大きく引き上げられた。

最大のライバルであるフシギバナがメガシンカを獲得してしまったのは非常に痛いところ。

メガフシギバナは「あついしぼう」によってほのお・こおり弱点を消すことができるため安定感抜群。

持ち物が自由な点、メガ枠を他に回せる点をうまく生かしていきたい。

特攻種族値が100→110に引き上げられ、火力がアップした。
アタッカーとしても嬉しいが、耐久型としても「ギガドレイン」の回復量が実質増えるというのもありがたい。

この時代はファイアローが暴れ狂っていたのが向かい風ではあったが、ラフレシア自体は徐々に強化されてきたと言って良いだろう。

第7世代(サン・ムーン)

神技「ちからをすいとる」獲得!

ラフレシアの対戦史において、最大の転機となったのが第7世代。
なんと超強力な技「ちからをすいとる」を習得した。

毒タイプであること、特性「ほうし」、「ちからをすいとる」やドラゴンに通る「ムーンフォース」等の存在から、物理受けとしての才能が一気に開花。

「相手の攻撃力を削ぎながら自分のHPを全回復する」という悪夢のようなハメ性能を獲得したことで、非常に優秀なストッパーとして地位を確立した。

第8世代(ソード・シールド)

耐久性能は高いが「ダイジェット」が苦しい

第8世代でも耐久型として十分戦える環境であった。

しかしこの世代は「世はまさにダイジェット時代」と言っても過言ではない環境であった。

ひこうタイプの採用率が高まり、ダイジェットで弱点を突かれてしまう点はさすがのラフレシアもキツかった。

とはいえ高い耐久力とちからをすいとるは健在であり、一定の活躍を果たした。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

テラスで弱点を克服

第9世代ではDLC『藍の円盤』にて無事内定。

テラスタルシステムが実装され、元々の弱点を消しながら動かすことが可能となった。
耐久型としては水テラスや鋼テラスが相性が良い。

弱点を消しながら「ちからをすいとる」で切り返す動きは非常に強力であり、大きな個性となった。

チャンピオンズ

レギュM-Bで実装!

チャンピオンズではレギュレーションM-Bから対戦環境に登場した。

ラフレシア自体はとくに9世代から変わったところはないが、ライバルのフシギバナはメガシンカが再度可能に。

自身の葉緑素と相性が良いメガリザードンYも帰還したため、コンビを組むのも十分あり。

ムーンフォースのおかげでドラゴンに打点があるのが偉いところ。

もちろん単体で耐久系で使うのも大いにあり。
十分物理受けとして機能するスペックである。

まとめ

ライバルの影を吹き飛ばした「物理ストッパー」

ラフレシアの歴史は、まさに「ライバルにアタッカー性能で勝てなかった時代を乗り越え、『ちからをすいとる』という最高の武器で独自の道を切り拓いた歴史」でした。

初代〜中盤:フシギバナ、ウツボット、ロズレイドの影に泣いた不遇時代。

5世代:「ほうし」獲得でついに個性を獲得。

7世代~現在:「ちからをすいとる」の習得で物理受けとして一気に覚醒!

「綺麗な花には棘がある」どころか、相手の力を吸い尽くし物理アタッカーを無力化する恐ろしさ。

知れば知るほど育てたくなる最高のテクニカルポケモンですね!

あなたが思い出深いのはどの世代のラフレシアですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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