ヤミラミのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第3世代『ルビー・サファイア』で登場した、くらやみポケモン、ヤミラミ。

宝石のような目を輝かせる独特なフォルムですが、対戦界においては「第5世代までの弱点なし」「いたずらごころによる先制嫌がらせ」「メガシンカでのマジックミラー要塞」と、常に相手の戦術や計算を根底から狂わせ続ける恐怖のハメ性能で名を馳せてきました。

今回は、ヤミラミが歩んだ「悪魔的なハメと受けの対戦史」を振り返ります!

ヤミラミの概要

ヤミラミのデータ


ヤミラミ
全国図鑑No.0302初登場世代第3世代
タイプあく
ゴースト
重さ技威力40
通常特性1通常特性2
するどいめあとだし
隠れ特性
いたずらごころ
※第4世代から「あとだし」が追加。

メガヤミラミ
タイプあく
ゴースト
重さ技威力100
特性
マジックミラー

ヤミラミの種族値


ヤミラミ
HP攻撃防御特攻特防素早合計
507575656550380

メガヤミラミ
HP攻撃防御特攻特防素早合計
50851258511520480
※攻撃+10,防御+50,特攻+20,特防+50,素早さ-30
第3世代の悪・ゴーストタイプ。
フェアリー登場までの長い間、弱点なしの複合タイプだった。

種族値ははっきり言って悲惨。
合計380という低種族値ポケモンであり、変化技は豊富だが対戦環境で使えるレベルではなかった。

第5世代で「イカサマ」習得と「いたずらごころ」解禁によって人生が変わった。
豊富な変化技を常に先制で扱うことができ、嫌がらせポケモンの代表となった。

第6世代ではメガシンカを獲得。
素早さを極限まで下げ、耐久力が大幅に向上。
特性も「マジックミラー」に変化し、要塞型としての資質が大きく引きあがった。

ヤミラミの歴史と評価

ヤミラミが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

「弱点なし」の低種族値ポケモン

当時は弱点が一切ない複合タイプとして登場。
どんな技を受けても弱点を突かれない唯一無二の存在であり、それだけがアイデンティティであった。

しかし、種族値があまりにも貧弱。
火力も耐久も並以下であり、等倍で殴られたらあっさり沈んでしまうのだった…。

まだ変化技も「じこさいさい」「あやしいひかり」「どくどく」程度であり、後の世代で「嫌がらせの権化」と呼ばれるとは思えない残念なデビューとなった。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

同じタイプに「ミカルゲ」が登場

第4世代では、技の分類が変更されたが、元々種族値が低すぎるヤミラミにとってはあまり関係なかった。

後に重要となる「おにび」を習得し、「じこさいせい」と合わせた耐久型が可能になったが、まだこの世代では大きな活躍を果たせなかった。

シロナの先発でお馴染みおんみょーんこと「ミカルゲ」が新登場したのも逆風であった。

素早さ以外は全ての種族値で負けており、普通に使うと劣化に近い関係だった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

「いたずらごころ」解禁で嵐を呼ぶ

第5世代では隠れ特性で「いたずらごころ」を獲得。
これがヤミラミにとって大きな人生の転機となった。

いたずらごころで「おにび」を使える唯一の存在であり、「じこさいせい」と合わせて物理受けとしての役割を得た。
反面、種族値が上がっているわけではないため、やけどが効かない炎タイプや「こんじょう」のポケモンは大の苦手。

また、「いばる+みがわり」による運ゲーを仕掛けながら新規習得した「イカサマ」の火力を上げる糞ゲー型もできるように。

今までの不遇すぎる状況を考えると大躍進と言える強化であり、相手トレーナーを嫌な気持ちにさせる能力は随一と言って良いだろう。

第6世代(X・Y・ORAS)

弱点のフェアリータイプが登場

第6世代でフェアリータイプが登場し、ついに弱点ができてしまった。
低い種族値を変化技や弱点なしの耐性で誤魔化していたため苦しい状況となった。

この世代から「おにび」の命中率が上がり、ゴーストと悪技が鋼に等倍になったのは強化である。

メガシンカ獲得で読みづらさアップ!

この世代でメガシンカを獲得。
素早さを下げた分耐久力が大幅に上がり、特性も「マジックミラー」に変わる。
相手の「どくどく」や「ちょうはつ」「アンコール」といった妨害技を全てシャットアウトできる相性の良い特性である。

この時代はメガシンカしたターンは「いたずらごころ」で動けるため、隙を見せずに変化技を使うことができるが、当然その後は先制で動くことはできなくなる。

メガするタイミングや読み合いが重要となり、相手にとってはさらに厄介なポケモンになったと言える。

第7世代(サン・ムーン)

仕様変更がつらかった

第7世代では環境や仕様変更で大きな逆風が吹き荒れていた。

悪タイプに「いたずらごころ」による変化技が効かなくなってしまった。
自身も悪タイプのため強化とも言えるが、嫌がらせできる相手が減ってしまったのはつらいところである。

また、メガシンカの仕様変更によって、メガターンから「いたずらごころ」が消えてしまうようになったことも考えて動かなければならなくなった。

天敵のフェアリータイプが多数登場

そしてこの世代で「カプ系」「ミミッキュ」といった超強力なフェアリーが増加。
とくに「カプ・テテフ」や「カプ・レヒレ」はフィールドによってヤミラミの強みを簡単に消してくる天敵。

優秀な耐性や変化技があるとはいえ、トップメタのフェアリー勢に隙を見せてしまうのは厳しかった。

第8世代(ソード・シールド)

「アンコール」「かなしばり」を習得

第8世代ではメガシンカが剥奪されてしまい、通常状態の低種族値で戦わなければならなくなった。

新規習得技としては「アンコール」と「かなしばり」が強烈な個性となった。
「みがわり」で相手の攻撃を受け、「かなしばり」と「アンコール」でわるあがきを強制させることが可能。

相変わらず「いたずらごころ」に依存しまくっているが、相手をハメる性能にはさらに磨きがかかった世代と言えるだろう。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

優秀な変化技がさらに増える

第9世代でも無事内定。
今作でも「いたずらごころ」による変化技で相手を翻弄するスタイルは変わらない。
積み構築が増えたのもあり、先制アンコールで相手を縛れるのは非常に優秀。

「リフレクター」「ひかりのかべ」「でんじは」等を新たに習得し、さらにサポート性能がアップ。

とくにダブルバトルでは壁構築の軸として活躍の場があり、相手の「ねこだまし」「かわらわり」「サイコファング」を無効化できる耐性が極めて優秀であった。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ復活!

チャンピオンズにも無事内定。
メガシンカも復活したため、また読み合いの妙を楽しむことができるように。

基本的な性能はとくに変わりなく、通常状態の「いたずらごころ」、メガ時の「マジックミラー」に依存しているのは否めない。

相変わらず独自の動きで相手を翻弄することには長けているため、トレーナーの腕が試されるポケモンと言えるだろう。

まとめ

計算を狂わせ続ける「害悪と崩しの小悪魔」

ヤミラミの歴史は、まさに「『弱点なし』という耐性から始まり、『いたずらごころ』で嫌がらせ、メガシンカでの『マジックミラー要塞』、『先制アンコール&かなしばり』と、常に相手のプレイングを歪ませ続けた悪戯っ子の歴史」でした!

3~4世代:弱点がないだけの低種族値ポケモン。

5世代:「いたずらごころ」獲得で一変!「おにび+じこさいせい」で物理アタッカーを封じる。

6~7世代:メガシンカで要塞化も可能に!フェアリーの台頭は苦しかった。

8~9世代:「アンコール」「かなしばり」が強烈な個性に。相手の計算を狂わせる嫌な存在。

チャンピオンズ:メガシンカ復活!今日も元気に相手トレーナーに嫌がらせをしている。

使っている側はこれ以上なく爽快で、使われる側は胃が痛くなるような独特の存在感。

対戦界に深みとストレスを与えてくれた最高に魅力的なポケモンですね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のヤミラミですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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