ヘルガーのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第2世代『金・銀』で新タイプ「あく」の追加とともに登場したダークポケモン、ヘルガー。

「かみくだく」や「だいもんじ」を放つ地獄の番犬的なビジュアルが最高にかっこいいポケモンですが、対戦界においては「あく・ほのおの貴重な攻撃範囲」と「相手を崩すテクニカルな技」を武器に戦ってきました。

今回は、そんなヘルガーが歩んだ「地獄の炎と悪の対戦史」を振り返ります!

ヘルガーの概要

ヘルガーのデータ


ヘルガー
全国図鑑No.0229初登場世代第2世代
タイプあく
ほのお
重さ技威力60
通常特性1通常特性2
はやおきもらいび
隠れ特性
きんちょうかん

メガヘルガー
タイプあく
ほのお
重さ技威力60
特性
サンパワー

ヘルガーの種族値


ヘルガー
HP攻撃防御特攻特防素早合計
7590501108095500

メガヘルガー
HP攻撃防御特攻特防素早合計
75909014090115600
※防御+40,特攻+30,特防+10,素早さ+20
第2世代で登場した悪・炎タイプのアタッカー。
高めの特攻と素早さを生かした攻撃がウリであり、二刀流気味の種族値配分である。
物理耐久は壊滅的であり、物理技を受けると致命傷は避けられない。

登場から長い間固有の複合タイプであり、炎・悪の技範囲は非常に貴重であった。
その広い範囲から繰り出される攻撃は強力であり、「殴れる状況」を作り出せれば非常に優秀な性能を披露してくれる。

第6世代ではメガシンカを獲得。
特性が「サンパワー」になり、晴れ下での火力は凄まじいものに。

総じて「自分が殴れている間は活躍できるが、受けられたり素早さで上回れると何もできない」というトレーナーのセンスが試されるピーキーなポケモンである。

ヘルガーの歴史と評価

ヘルガーが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第2世代(金・銀・クリスタル)

優秀なアタッカー性能をもつ

最強の悪技使いとしてデビュー。
当時は「あくのはどう」が存在しないが、「かみくだく」が特殊技扱いであるため問題なし。
安定した悪技を放てる稀有な存在であり、エスパーやゴーストを狩れる点が大きく評価されていた。

炎タイプとしても非常に優秀であり、ファイヤーに次ぐ2位の特攻を誇っており、厄介な鋼タイプを焼ける貴重なアタッカーであった。
さらに当時から「ソーラービーム」を使えるのも偉く、炎タイプで他に使えるのは「エンテイ」さんだけ。
「にほんばれ」からの「だいもんじ」と「ソーラービーム」の圧力は相当なものであった。

また、攻撃も90あり、「きしかいせい」を覚えるため、特殊アタッカーの最大の壁「ハピナス」や、本来相性の悪い「バンギラス」に対抗できる点が極めて優秀。

このように攻撃性能は目を見張るものがあり、多くの相手に有効打をもつが、耐久力の低さは大きな弱点。
物理技を受けたら致命傷は避けられず、素早さもそこまで速いというわけではないため、上から殴られると苦しい状況に追い込まれてしまう。

間違いなく優秀な性能だが、当時から使い手のセンスが問われるポケモンであったと言える。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

強ポケモンを狩れる

第3世代では「はやおき」と「もらいび」の特性を獲得。
炎技に対して受け出すことができるようになり、低耐久のヘルガーにとってはありがたい要素だった。

この世代も悪・炎の唯一無二の技範囲を生かした攻撃が魅力であり、初代から優秀な「ゲンガー」や「フーディン」を「おいうち」で狩ったり、新600族の「メタグロス」を炎技で焼いたりと活躍。

努力値の仕様変更により耐久力はさらに下がってしまったが、自分に求められた仕事はしっかりとこなしていた。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

「ふいうち」習得と「きあいのタスキ」の登場

第4世代で技の物理特殊の分類が変わり、安定技だった「かみくだく」が物理技になってしまったが、威力が同じ「あくのはどう」を習得したため問題なし。

この世代でタイプ一致の先制技「ふいうち」を習得。攻撃が高いため、先制技としては良い火力を出すことができ、対面性能が大きく引きあがった。

また、新アイテム「きあいのタスキ」との相性がバッチリ。脆すぎる耐久を誤魔化すことができ、「攻撃→ふいうち」の流れを決めやすい。
新規習得した「わるだくみ」を積むターンを作ったり、「カウンター」や「きしかいせい」に繋ぐことも可能。

特攻も素早さもあと一歩足りない数値であるため、「こだわりメガネ」や「こだわりスカーフ」を持たせるのも有効。
「オーバーヒート」の撃ち逃げや「あくのはどう」で怯みを狙える点が好相性であった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

メタポケモンとして機能

第5世代でも引き続き独特な技範囲を生かして戦うスタイルは変わらない。
新登場した「ナットレイ」や「シャンデラ」といった強力なポケモンに強く、メタとして機能していた。

技方面ではタイプ一致の「ニトロチャージ」を習得。
中途半端な素早さを引き上げることができるようになったのは嬉しい強化であった。

第6世代(X・Y・ORAS)

メガシンカで純粋なパワーアップ

第6世代ではメガシンカを獲得。
シンプルにバランスよくステータスが伸び、特殊アタッカーとしての完成度が高くなった。
ネックだった物理耐久も平均並みに引きあがった。

特性は「サンパワー」に変化し、晴れ下では全ポケモントップクラスのロマン火力を手に入れた。
サンパワーってHP減少効果いらないと思うんだけどなぁ。

技方面では新たに「みちづれ」を習得。
メガシンカで上がった素早さから道連れしたり、通常状態のタスキ発動後に使ったりと用途は広い。

メガシンカによって単体性能は引きあがったが、晴れがないと爆発力に欠けるのは否めない。
同じ晴れを生かすポケモンとして「メガリザードンY」という圧倒的なトップメタがいるため、メガ勢の中では地味な印象は拭えなかった。

第7世代(サン・ムーン)

強化要素もあるが大きな実績は残せず

第7世代ではメガシンカの仕様が変わり、初速から素早さ115で動くことができるようになった。
素早さ95~115の間は激戦区であるため、この仕様変更は大きな強化と言って良いだろう。

悪タイプに「いたずらごころ」が無効になったり、新たな晴れ要因として「コータス」が登場したりと強化要素はそれなりにあるが、使用率はとくに上がらなかった。

長らく固有タイプだったが、この世代の炎御三家「ガオガエン」が同じタイプで登場。
優秀な耐久力と「いかく」をもち、アイテムも自由。
その汎用性の高さを生かして一気にメジャーに。
能力傾向や役割は違うが、ヘルガーにとっては大きなライバルとなってしまった。

第8世代(ソード・シールド)

イケメンでも内定を貰えず

第8世代では最後まで内定ならず。
ガラル地方は顔採用していなかったのだろう。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

同タイプの「イーユイ」が登場

第9世代では最初から無事内定。
メガシンカは剥奪されているが、テラスタルとの相性はまずまず。

この世代の準伝説枠「イーユイ」が同じタイプで新登場。特攻も素早さもヘルガーより高く、特性「わざわいのたま」により実質火力はさらに上昇。
ヘルガーにとってはあまりにも強大なライバルとなってしまった。

技範囲こそ多少ヘルガーの方が広いが、シンプルな特殊アタッカーとしては劣っているのは否めないため、新規習得した「ほうふく」や「みちづれ」などの搦め手をうまく使って差別化していきたい。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ復活も使用率は低調

チャンピオンズでは初期環境から使用可能。
久しぶりにメガシンカが復活し、晴れアタッカーとしての資質を取り戻した。

しかし、当然他のメガ勢や新たなメガポケモンも使えるため、ヘルガーの使用率は150位前後と低調。
決して弱いわけではないが、他の強力なポケモンに枠を取られている状況が続いている。

とはいえ、相変わらず晴れ下での火力はトップクラスであり、しっかりサポートしてあげればエースとして運用することは可能である。

まとめ

相手を黒こげにする「業火の犬」

ヘルガーの歴史は、まさに「悪・炎という唯一無二の技範囲を生かして強ポケモンを狩り、メガシンカ&サンパワーによって相手を焼き尽くした破壊の歴史」でした!

2~3世代:「だいもんじ」「かみくだく」「ソーラービーム」の貴重すぎるアタッカーとして活躍。

4~5世代:素早さや火力のインフレが苦しいが、メタポケモンとしてピンポイントで刺さる傾向に。

6~7世代:メガシンカ獲得!晴れ下で全てを焼き尽くす超火力アタッカーに。

9世代:「イーユイ」というライバル出現で特殊アタッカーとしては苦しい立場に。

チャンピオンズ:メガシンカ復活!他のメガ勢に押され気味だが、ポテンシャルは高い。

骨の装甲と角を纏ったダークなカッコよさと、条件が揃った時の圧倒的な爆発力。

使っていて最高に爽快な「悪と炎の最高傑作」ですね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のヘルガーですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

コメント