エアームドのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第2世代『金・銀』で登場した、よろいどりポケモン、エアームド。

スタイリッシュでシャープなビジュアルが最高にかっこいいポケモンですが、対戦界においては「物理技では絶対に突破できない圧倒的耐久力」と「相手をサイクル戦で削り殺す完璧なハメ性能」を武器に、数々のトレーナーにトラウマを植え付けてきた伝説の物理受けです!

今回は、そんなエアームドが歩んだ「鋼の翼が築いた要塞の対戦史」を振り返ります!

エアームドの概要

エアームドのデータ


エアームド
全国図鑑No.0227初登場世代第2世代
タイプはがね
ひこう
重さ技威力80
通常特性1通常特性2
するどいめがんじょう
隠れ特性
くだけるよろい

メガエアームド
タイプはがね
ひこう
重さ技威力60
特性
すじがねいり

エアームドの種族値


エアームド
HP攻撃防御特攻特防素早合計
6580140407070465

メガエアームド
HP攻撃防御特攻特防素早合計
6514011040100110565
※攻撃+60,防御-30,特防+30,素早さ+40
第2世代で登場した鋼・飛行という超優秀な複合タイプをもつ物理受けポケモン。
このタイプは4倍弱点がなく、2倍弱点が2つだけ。
そして半減以下がなんと5世代まで11タイプ。
6世代からでも10タイプという神タイプである。

その耐性の優秀さと、防御140という屈強な耐久力を生かして物理アタッカーを完封するのが主な仕事となる。

登場から30年近く物理受けの代表格として常に君臨してきた歴史をもち、「受けループ」の物理担当ポケモンでもある。

Z-Aでまさかのメガシンカを獲得し、高速物理アタッカーへと大きく変貌した。
通常状態とは運用が全く異なるため、相手からするとより対応が難しいポケモンになった。

エアームドの歴史と評価

エアームドが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第2世代(金・銀・クリスタル)

最強の物理受けとしてデビュー

登場した第2世代から物理受けポケモンとして大きな活躍を果たした。

耐性が11タイプもあり、とくに「ノーマル+じめん」の当時よく使われていた物理アタッカーの技範囲を受け止められるのがあまりにも優秀。
「カビゴン」「ガラガラ」「ケンタロス」「ヘラクロス」といったトップメタのポケモンに強かったのは特筆すべき点である。

その結果、各トレーナーはエアームド対策に奔走することになり、「だいもんじ」「でんじほう」といった特殊技を仕込むポケモンが爆増した。
技スペースを削ってでも対策を講じなければならないほど、エアームドの存在は環境に大きな影響を与えていたと言える。

技方面も必要なものは揃っており、タイプ一致の「ドリルくちばし」で安定火力を出しつつ、「のろい」「どくどく」「ねむる」「ふきとばし」といった相手を詰ませる技も完備。
さらに「どろぼう」によって「ガラガラ」の「ふといホネ」を奪うこともでき、成功した際には大きなリターンを得ることができた。

総じて物理受けとして完成されすぎていた性能であり、この世代を代表するポケモンとして華々しいデビューを飾ったのである。強かったなぁ。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

一撃必殺で崩されることがなくなった

第3世代では「するどいめ」と「がんじょう」の特性を獲得。
前世代で崩される要因となっていた一撃必殺技が無効になり、懸念材料が一つ減ったのは強化と言って良いだろう。

技方面では「まきびし」を自力で撒けるようになった点が強化ポイントであった。

努力値の仕様変更により総合耐久力は落ちてしまったが、その硬さと優秀な耐性は健在。
まだまだ技が出揃っていない時代であったため、普通の技構成にすると「エアームドに通る技がない」という物理アタッカーも多かった。

鋼タイプの600族「メタグロス」や、高い物理耐久をもつ「ボスゴドラ」が登場したが、やはりじめん無効があまりにも優秀であり、差別化は考えなくて良い。

この世代でも変わらず物理受けポケモンの代表格として君臨していた。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

「はねやすめ」と「ステルスロック」の習得

第4世代で火力が大きくインフレしたが、エアームドの硬さは健在。

念願の再生技「はねやすめ」と新たな設置技「ステルスロック」を習得。
羽休めは、耐久型としては少し足が速いため、耐性変化にも使える素晴らしい技。
「かみなりパンチ」しか有効打がないポケモンなどはあっさり受けきることも可能であった。

技の分類が変わったり、火力強化アイテムが登場したりと対戦環境が大きく動いた世代であり、しっかり役割対象を見定めて運用していくことが重要となってきた。

第5世代(ブラック・ホワイト)

「がんじょう」の強化と「ゴツゴツメット」の登場

第5世代では「がんじょう」が強化され、「きあいのタスキ」効果を得た。これにより、先発で出して安全に「ステルスロック」を撒く流れは一つの代名詞となった。

新アイテムとして「ゴツゴツメット」が登場。
高い物理耐久と相性抜群であり、役割にも合っている。
自身で負荷をかける性能が低いため、エアームドにとっては貴重なダメージソースとなったのである。

「ウルガモス」「シャンデラ」「ボルトロス」といった超強力な相性の悪いポケモンが新登場したが、この世代でも大きく使用率は下げなかった。

トップメタである「ガブリアス」「ローブシン」といったドラゴン勢や格闘勢に強く、大天候時代による砂パにも有利であったため、相変わらず物理受けとして元気に働いていたのである。

「バンギラス」「ハピナス」「グライオン」「スイクン」といった耐久ポケモンたちと組ませた受け重視の構築も大きく数を増やした世代であった。

第6世代(X・Y・ORAS)

耐性が減ったが大きな弱体化ではなかった

第6世代では鋼タイプの耐性が弱体化した。
ゴーストとあくタイプが等倍になってしまい、耐性の数が減ってしまった。
「シャドーボール」「あくのはどう」といった特殊技でがっつり削られることになってしまったが、そもそも役割対象外ではある。

新たに登場したフェアリータイプは半減で受けることができ、その影響で需要を増やした毒技も無効化できるため、全体でみると大きな弱体化というわけではなかった。

トップメタに「メガガルーラ」や「ガブリアス」「ファイアロー」が君臨しており、「ゴツゴツメット」や「ステルスロック」の需要はさらに増した。

この時代もまだ物理偏重の環境であったため、物理受けとしての需要はまだまだ健在であった。

第7世代(サン・ムーン)

固有タイプではなくなった

長らく唯一無二の複合タイプを誇っていたが、第7世代の準伝説「テッカグヤ」が同じタイプで登場。
素早さ以外の種族値が全て高水準であり、総合耐久力も非常に高いため、大きなライバルとなった。

とはいえ「はねやすめ」や「ステルスロック」の存在や「がんじょう」があるため、完全劣化というわけではなく、差別化は容易。

トップメタとして君臨していた「カプ系」に不利なのは非常に苦しかったが、受けループのパーツとしてまだまだ一定の需要があった。

第8世代(ソード・シールド)

新ライバル「アーマーガア」が登場!

第8世代でも無事入国。
前世代の「テッカグヤ」に続き、序盤鳥ポケモン枠の「アーマーガア」が同タイプで新登場。
種族値傾向が似ており、役割も被りがち。

「ステルスロック」「がんじょう」は同タイプで唯一の要素であるため、差別化することは簡単だが、常に意識しなければいけないライバルとなった。

「ボディプレス」を習得!

高い防御と相性抜群の新技「ボディプレス」を習得し、新たなメインウェポンとなった。

これまで相手に負荷をかける術が少なかったが、「てっぺき+ボディプレス」によって瞬間火力が一気にアップ。

一度積んでしまえば高い耐久と火力を両立できる最高の技を手に入れたと言えるだろう。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

物理受け性能は健在!

第9世代でも『藍の円盤』で無事内定。
もともと非常に優秀な耐性をもっているが、テラスタルによって耐性を変え、炎や電気技を受けることも可能になった。

この世代では「ノーマルテラス神速カイリュー」が暴れまわっており、「しんそく+じしん」の範囲を受けられるのは非常に優秀。
相手が勝手にノーマルタイプになってくれるのもあり、「ボディプレス」で抜群を突けるのもおいしかった。

強力なポケモンが増えた影響で使用率は100位前後となってしまったが、役割対象に対してはしっかり仕事をこなすことはできた。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカでまさかの高速アタッカーに!

チャンピオンズでは初期環境から内定。
Z-Aで登場したメガシンカを対戦で使うことができる。

今までの物理受けのイメージから一転、「攻撃140・素早さ110」の高速アタッカーとして生まれ変わった。
特性が「すじがねいり」に変化し、シングルでは全く意味のない効果になってしまうのが玉に瑕だが、今までとは違う役割をこなすことが可能になった。
こいつ「おうごんのからだ」で良くないか?

技は「ブレイブバード」「アイアンヘッド」「ドリルライナー」「いわなだれ」といったラインナップで範囲はそれなりに広く、「つるぎのまい」で決定力を上げることも可能。

メガシンカ前の「がんじょう」を生かして「つるぎのまい」を積んだり、「くだけるよろい」で素早さを補強したりと柔軟な動きで相手を攪乱していきたいところである。

まとめ

どの時代も変わらぬ「受けループの絶対守護神」

エアームドの歴史は、まさに「『鋼・飛行』の神耐性と防御140を武器に、『ステロ・吹き飛ばし・羽休め』で受けループの歴史を構築し続けた守護神の歴史」でした!

2~3世代:唯一無二の神耐性で物理受けポケモンの代表としてデビュー。

4~9世代:「はねやすめ」「ステルスロック」「ふきとばし」で受け構築の軸に。

チャンピオンズ:メガシンカで役割一変!まさかの高速アタッカーに。

銀色に輝く翼で上空を舞い、相手の物理技を涼しい顔で弾き返す絶望感と爽快感。

第2世代が生んだ物理受けポケモンの最高峰であり、多くのトレーナーを絶望させてきましたね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のエアームドですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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