第2世代『金・銀』で登場した、みのむしポケモン、フォレトス。
鋼鉄の殻に覆われた謎多き見た目ですが、対戦界においては「防御140という驚異的な硬さ」と、「ステルスロック」「まきびし」「どくびし」を全て扱える最高の罠設置要員として、全世代で異彩を放ち続けてきた玄人好みのポケモンです。
今回は、そんなフォレトスが歩んだ「鉄壁と爆発の対戦史」を振り返ります!
フォレトスの概要
フォレトスのデータ
![]() フォレトス | |||
|---|---|---|---|
| 全国図鑑No. | 0205 | 初登場世代 | 第2世代 |
| タイプ | むし はがね | 重さ技威力 | 100 |
| 通常特性1 | 通常特性2 | ||
| がんじょう | ー | ||
| 隠れ特性 | |||
| ぼうじん | |||
フォレトスの種族値
![]() フォレトス | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
| 75 | 90 | 140 | 60 | 60 | 40 | 465 |
第2世代で登場したむし・はがねの超優秀な複合タイプ。同期にハッサムが存在するが、役割が大きく違うため差別化は考えなくて良いだろう。
「がんじょう」による行動保証と各種設置技、そして「だいばくはつ」が最大の魅力であり、相手の起点にならずにこちらが起点を作ることができる職人気質のポケモンである。
防御140という圧倒的な数値をもつため、物理アタッカーとは「がんじょう」なしでも十分戦えるスペックであり、複数の設置技を撒いたり、仕込んでいた攻撃技で圧力をかけることも可能であった。
フォレトスの歴史と評価
フォレトスが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!
第2世代(金・銀・クリスタル)

「まきびし」要因として活躍!
優秀な虫・鋼の複合タイプとして登場。
防御140で弱点も炎のみという耐久方面では非常に恵まれたポケモンである。
この世代では「まきびし」設置要因として活躍していた。そもそもクリスタル発売までは専用技であり、フォレトスを使うしかなかったというのもあるが。
クリスタルからは「パルシェン」も習得してしまい、役割を奪われた感はあるが、優秀な耐性で差別化は可能。
高い物理耐久のおかげで物理アタッカーと真正面から戦えたのが大きく、トップメタの「カビゴン」のノーマル技・地面技を受けながら「だいばくはつ」することができるのも大きな魅力。
大爆発以外の攻撃技は貧弱だが、「めざパ虫」を採用することにより、「フーディン」「ナッシー」といった強力なエスパータイプを狩れたのも偉かった。
不遇気味のイメージが強いかもしれないが、実はこの段階では結構有望な若手としてデビューを果たした。
9勝8敗 防御率3.89みたいな感じかな。
第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

マイナーへ片足を突っ込む
第3世代では「がんじょう」の特性を獲得。
一撃必殺技で崩されることはなくなったが、まだこの時代は「きあいのタスキ」効果はなし。あまり有用な特性とは言えない時代であった。
特徴である「だいばくはつ」は健在だが、まきびしを覚えるポケモンが増えてしまったのは向かい風。
また、同期の「ハッサム」より攻撃性能が大きく劣るため、フォレトスはマイナーの立ち位置に片足を突っ込むことになってしまった。
第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

新設置技「ステルスロック」登場!
第4世代では「ステルスロック」を習得したことが最大のトピック。
浮いているポケモンにも確実にダメージを与えられるため、まきびしよりもタスキ潰しには向いている。
同時に「どくびし」も習得したため、「まきびし」と合わせて3種の設置技を全て網羅する稀有なポケモンとなった。
基本的には先発運用でステロを撒いて大爆発で退場という流れがデフォとなり、相手が物理ポケモンなら複数ターン動くことも可能だった。。
第5世代(ブラック・ホワイト)

「がんじょう」強化による行動保証
第5世代では「がんじょう」の特性が上方修正。「きあいのタスキ」効果を得たことにより、炎技を受けても一発は必ず耐えられるようになった。
これにより「ステロを設置する」という最低限の仕事は、かなり高い確率でこなすことができるようになったと言える。
同じ虫・鋼の複合タイプに「アイアント」「シュバルゴ」が登場。役割が違うため差別化は意識しなくて良いが、いずれも攻撃性能がフォレトスより高く、相手へかける負荷は大きい。
第6世代(X・Y・ORAS)

ステロが刺さるポケモンがトップメタに
第6世代で新タイプのフェアリーが登場し、鋼技で弱点を突くことができるようになった。
しかし、鋼アタッカーを任せるには力不足であり、この世代でもステロ撒きが基本の仕事と言って良い。
「ファイアロー」「リザードン」が超トップメタに君臨していた世代であるため、ステロの重要性は高かったと言える。
第7世代(サン・ムーン)

フェアリーが増えたが特殊相手はキツい
第7世代では強力なフェアリータイプが増加。「ミミッキュ」「カプ・ブルル」といった物理型のフェアリーの相手ができるのは強化と言って良い。
しかし、使用率の高い「カプ・テテフ」「カプ・レヒレ」は特殊型であるため、フォレトスで相手するのは難しかった。
また、高い物理耐久を生かし、「ガブリアス」「ボーマンダ」「ランドロス」に刺さるめざパ氷を搭載して奇襲する型も出現していた。
第8世代(ソード・シールド)

最後まで入国ならず
第8世代では最後まで内定を貰えなかった。
第9世代(スカーレット・バイオレット)

優秀な技を多く習得!
第9世代は無事内定。
元々耐性は優秀だが、テラスタルによって炎4倍を消すことができるのはありがたい要素であった。
技方面ではフォレトスの歴史上最大の強化が入った。
「ボディプレス」を習得したことにより、高い防御力を生かした「てっぺき+ボディプレス」のコンボが可能に。
他にも「ストーンエッジ」「アイススピナー」「タネばくだん」といった4倍弱点を狙える優秀な技を習得。
第2世代以来の「のろい」も返ってきたため、「ジャイロボール」を最大限生かすことも可能となった。
アタッカー性能が高いわけではないが、仮想敵に合わせて設置技以外の選択を取れるようになったのは大きな強化と言えるだろう。
チャンピオンズ

役割は変わらない
チャンピオンズでは初期環境から使用可能。
同タイプに「メガグソクムシャ」が新登場したが、役割が被らないため差別化の必要はなし。
チャンピオンズでも基本的にはステロを撒いて爆発するいつものスタイルがベースとなる。
ほぼSV時代と変わらないが、タイプ一致の「アイアンローラー」を新規習得。レギュM-Cでフィールドを使うポケモンが増えたため、フィールドを解除しながら高火力で負荷をかけられるのは優秀である。
まとめ
爆破と罠と鉄壁で味方を勝利へ導く「影のMVP」
フォレトスの歴史は、まさに「優秀な複合タイプと物理耐久、『がんじょう』を武器に、ステロ・罠撒き・高速スピン・大爆発という泥臭い仕事を完璧にこなし続けた職人の歴史」でした!
2世代:貴重すぎる「まきびし」使いとして活躍。
4世代~7世代:「ステルスロック」「まきびし」「どくびし」の3種の設置技を使って爆発する先発要員に。
9世代:「鉄壁+ボディプレス」や優秀なサブウェポンを獲得!相手に負荷をかけることも可能に。
派手なエースではないけれど、フォレトスが1ターン目に撒いた「ステルスロック」や「まきびし」が、後々チームの仲間を助けて勝利する。
この渋すぎるカッコよさは、一度使うと病みつきになりますね!
あなたが思い出深いのはどの世代のフォレトスですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!




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