ニョロトノのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

第2世代『金・銀』で登場した、かえるポケモン、ニョロトノ。

分岐進化であるニョロボンが「かくとう」タイプのゴツいアタッカーなのに対し、ニョロトノは「みず単タイプ」の扱いやすい特殊・耐久寄りなステータスで登場しました。

対戦界においては、第5世代で手に入れた神特性「あめふらし」によって「ポケモン対戦史の天候戦争」を最前線で引き起こしたポケモンとして一世を風靡しました!

今回は、そんなニョロトノが降らせた「恵みと豪雨の対戦史」を振り返ります!

ニョロトノの概要

ニョロトノのデータ


ニョロトノ
全国図鑑No.0186初登場世代第2世代
タイプみず重さ技威力60
通常特性1通常特性2
しめりけちょすい
隠れ特性
あめふらし

ニョロトノの種族値


ニョロトノ
HP攻撃防御特攻特防素早合計
9075759010070500
第2世代でニョロゾからの分岐進化として登場した。
ニョロボンと違いタイプは追加されず、水単タイプで特殊側の数値が高めの配分。

良くも悪くもバランス型で特徴があまりなかったが、第5世代で人生が激変する。
当時対戦環境で使える唯一の「あめふらし」を獲得し、「大天候時代」の幕開けを促した張本人である。

そこからは「あめふらし」のおかげで常に一定の需要があり、「ほろびのうた」「アンコール」といった補助技も駆使しながらバトルを展開している。

ニョロトノの歴史と評価

ニョロトノが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第2世代(金・銀・クリスタル)

水単タイプの中で一風変わった役割

分岐進化のニョロボンと同様、全てのステータスが高く非常にまとまった種族値配分で登場した。
ニョロボンよりも特殊方面の数値が高めであり、シンプルな水タイプとしてはこちらの方が理にかなっている。

しかし、水単タイプは「スイクン」をはじめ、「カメックス」「オーダイル」「シャワーズ」などがひしめき合う激戦区。

普通に戦うだけでは厳しい部分があるが、ニョロトノは独自の戦い方が可能だった。そう、強力な積み技「はらだいこ」を使えたのである。
水タイプのはらだいこ使いは「ニョロボン」や「マリルリ」が存在したが、弱点の少なさや火力によって差別化が可能。

弱点が少なく耐久が高いため、はらだいこを積むタイミングを掴みやすく、習得できる物理技も豊富。
一線級とは言えないが、他のライバル達とは一味違った戦い方ができた世代であった。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

水のライバルが続々登場

第3世代では「ちょすい」の特性を獲得。
元々水技には耐性があったが、受け出しが容易になり、さらに水タイプに強くなったと言える。

ニョロトノ自体が弱体化されているわけではないが、水タイプはどの世代でもライバルが必ず登場してくる。
この世代でも「ミロカロス」「ラグラージ」「トドゼルガ」といった水タイプが新登場。
差別化はできるが、水タイプの第一候補に選ばれるような性能ではなかった。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

「アンコール」習得で器用さを増した

第4世代では技の分類が変わったが、ニョロトノ的にはあまり影響はなかった。

技方面では「アンコール」を習得。今後の世代でもライバル達との差別化に重要な技となった。
また、「きあいだま」を新規習得したことで特殊技の範囲も広くなったが、やはり単純なアタッカーとしては力不足。

「ほろびのうた」「さいみんじゅつ」「アンコール」といった妨害技を駆使して戦うのが基本スタイルであった。

第5世代(ブラック・ホワイト)

「あめふらし」解禁!大天候時代の幕開け!

ニョロトノの歴史、いやポケモン対戦史全体を見ても屈指の事件となったのが第5世代。
伝説のポケモン「カイオーガ」専用だった神特性「あめふらし」を獲得し、新たな時代が幕を開けた。

当時は永続天候であり、一度場に出せば書き換えられない限り一生雨が続く時代。
「すいすいキングドラ」と組み合わせた「トノグドラ」は圧倒的な素早さから高い制圧力を発揮。誰もが使う雨パコンビとして歴史に名を刻んだ。

ただ雨を降らせるだけでなく、「ほろびのうた」による起点回避や、めざパによる苦手ポケモンの処理なども担当できたのが非常に優秀。

間違いなくニョロトノが最も輝いていた時代であり、ポケモンバトルを根幹から変えてしまったくらいのインパクトがあった。

第6世代(X・Y・ORAS)

「あめふらし」にターン制限が設けられた

第6世代では猛威を振るっていた「あめふらし」が弱体化。通常の「あまごい」同様、5ターンの制限が設けられてしまった。

「しめったいわ」によって8ターンまで効果を伸ばすことができるが、退場技を習得できないのもあり、シングルでは前世代よりも数を大きく減らしてしまった。

ダブルバトルやトリプルバトルではターンを有効に使いやすいためトップ層に君臨していた。

第7世代(サン・ムーン)

「ペリッパー」が永遠のライバルに!

第7世代ではなんと「ペリッパー」が「あめふらし」の特性を獲得。ここから永遠のライバルとなった。

ペリッパーはタイプ一致の必中ぼうふうを使え、交代技の「とんぼがえり」や「おいかぜ」によるサポートまで可能。
ダブルでは仲間の「じしん」に巻き込まれないこともあり、非常に優秀な雨始動要因となっていた。
とくに雨パが苦手としている草タイプへの暴風があまりにも偉く、ニョロトノは苦境に立たされることになった。

ニョロトノの方が耐久力が高く、4倍弱点もないため安定度は勝っていると言って良い。
「ほろびのうた」や「アンコール」によって差別化は簡単だが、今後の世代も常に比較されることになった。

第8世代(ソード・シールド)

天候を奪われることが頻発

第8世代では『鎧の孤島』で無事内定。

新システム「ダイマックス」により、天候を奪取されることが激増。相対的にニョロトノの評価は落とされることになった。

もちろんダイマックス権を使用しないで雨を降らせることができるのは優秀であったが、シビアな立ち回りが要求された世代であったと言える。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

トルネロスが天候技を習得

第9世代でもしっかり内定したが、ライバルのペリッパーも入国したため、唯一無二の存在とはなれなかった。

ニョロトノの性能は特段変わりはないが、この世代で「トルネロス」が各種天候技を習得。
「いたずらごころ」により先制で天候を変えることができるようになり、始動要因としての役割を奪われた感があった。

チャンピオンズ

天候の奪い合いが激化

チャンピオンズでも初期環境から内定。
もちろんペリッパーも内定。

メガ環境に戻ったことにより「メガリザードンY」「メガユキメノコ」といった天候特性持ちが増え、天候の取り合いが激化している。

メガ枠を使わない天候要因として一定の需要があり、レギュM-Bで「しめったいわ」、レギュM-Cで「だっしゅつボタン」といった相性の良いアイテムも解禁された。

まとめ

対戦界に「雨」を降らして歴史を変えた

ニョロトノの歴史は、まさに「隠れ特性『あめふらし』の獲得によって対戦環境の歴史を塗り替え、雨パの絶対的な始動役として君臨し続けた歴史」でした!

2~4世代:「さいみんじゅつ」や「ほろびのうた」を駆使したライバルと一風変わった戦い方。

5世代:「あめふらし」解禁で一気にトップメタに!伝説の「トノグドラ」時代。

6世代~現在:ターン制限やペリッパーの登場を「高耐久と優秀な補助技」でカバーし、今なお雨パの重鎮であり続ける。

ポケモンバトルに嵐を吹かせ、対戦環境を大きく変えてしまったニョロトノ。
雨パ好きにはたまらない最高のポケモンですね!

あなたが思い出深いのはどの世代のニョロトノですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

コメント