第2世代『金・銀』の草御三家チコリータの最終進化形、メガニウム。またの名を「しゃちょー」
首元の大きな花と優しげな瞳が印象的で、チコリータの可愛さもあり人気の高いポケモンですが、対戦界およびストーリー攻略においては「ポケモン史上最も過酷な道を歩まされた草御三家」としてあまりにも有名です。
今回は、そんなメガニウムが歩んだ「苦難と愛の対戦史」を振り返ります!
メガニウムの概要
メガニウムのデータ
![]() メガニウム | |||
|---|---|---|---|
| 全国図鑑No. | 0154 | 初登場世代 | 第2世代 |
| タイプ | くさ | 重さ技威力 | 120 |
| 通常特性1 | 通常特性2 | ||
| しんりょく | ー | ||
| 隠れ特性 | |||
| リーフガード | |||
![]() メガメガニウム | |||
|---|---|---|---|
| タイプ | くさ フェアリー | 重さ技威力 | 120 |
| 特性 | |||
| メガソーラー | |||
メガニウムの種族値
![]() メガニウム | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
| 80 | 82 | 100 | 83 | 100 | 80 | 525 |
![]() メガメガニウム | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
| 80 | 92 | 115 | 143 | 115 | 80 | 625 |
第2世代の草御三家担当のかわいい子。
ストーリーではジムに弱すぎて可哀想な子。
ガチ対戦の歴史でもなかなか恵まれず、草単タイプということもあり、不遇な御三家代表として逆に有名という説もある。
HP80,防御100,特防100という数値は非常に優秀であり、単タイプのおかげで4倍弱点もなし。
一撃で沈むことは少ないが、相手にかける圧力は弱め。
そんな感じで長らく不遇の期間を過ごして約25年…
なんとZ-Aでメガシンカを獲得!
専用特性「メガソーラー」によって唯一無二の特殊アタッカーとして開花した。
タイプも草・フェアリーとなり新たな役割を担うことが可能となった。
メガニウムの歴史と評価
メガニウムが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!
第2世代(金・銀・クリスタル)

実は優秀だった元祖メガポケモン(?)
不遇の歴史がいきなり始まると思いきや、実は登場世代の第2世代ではそれなりの活躍を果たしていた。
当時大暴れしていたのが「カビゴン」と「ガラガラ」であり、その2匹を受け流すことができる稀有なポケモンとして評価されていた。
ライバルのフシギバナと違い毒タイプが入っていないため、地面技を半減で受けられるのが最大の強み。
「のろい」や「やどりぎのタネ」によって粘り強く戦うことができ、草タイプで唯一「じしん」を使うことができたため、電気タイプにも強かった。
不遇のイメージがあまりにも強すぎるが、実は耐久型としていきなり実績を残したスタートとなった。
第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

不遇な時代が幕を開ける
第2世代でまずまずのスタートを切ったメガニウムだったが、この第3世代から地獄の日々が始まることになる。
「のろい」が剥奪されたことにより耐久を上げる術を失い、草タイプの代名詞「ねむりごな」も習得しない。
使いやすい草技もなく、火力も大したことないため、一撃耐えて宿木や毒々を撒いてお仕事終わりということになりやすかった。
相手にかける圧力が弱く、泥仕合に持ち込むしかなかったとも言える。
この世代で同じ草御三家の「ジュカイン」や、100%眠らせられる「キノガッサ」、水複合の独特な耐性をもつ「ルンパッパ」などが登場し、徐々に草タイプの中でも影が薄くなっていった。
第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

草技が一気に豊富に!…しかし苦しさは増すばかり
第4世代では技の分類が変更された影響で多くの技が登場。
メガニウムは物理の「タネばくだん」、特殊の「エナジーボール」「リーフストーム」といった草技を習得。
ようやくまともな草技を使うことが可能となった。
なぜかずっと「つるぎのまい」を使え、タネ爆弾や逆鱗を覚えたこともあり、物理一本でも戦えるようになった。
個人では強化されたといって良いが、残念ながら環境的には全くの無風。メガニウムのことなんて誰も眼中になかった。
この時代で登場した「ゴウカザル」「ムクホーク」「トゲキッス」「ロズレイド」といった新顔に弱く、トップメタの「ガブリアス」を止めるほどの耐久力もなかった。
技は若干改善されたが、「超耐久でもなければ火力も足りない」という器用貧乏で中途半端な姿を全国に晒していた。もはや誰も使ってないから晒されてもないのか?
第5世代(ブラック・ホワイト)

水ロトムに強いが……
第5世代は天候パーティ全盛であり、砂パや雨パが乱立していたため、メガニウム的には動きやすいと喜んでいたが、ほとんど活躍の実績はなかった。
「シャンデラ」「ウルガモス」といった新ポケモンに弱く、「バシャーモ」や「ハッサム」なども大活躍していた環境であるため、冷静に考えれば厳しいのは当たり前である。
「ギガドレイン」の威力が75に引き上げられたため、殴りながら回復する能力は向上した。
一応、この世代で高い使用率を誇っていた「水ロトム」に強かったのは特筆すべき点。
後出しからでも受け流すことができ、試合のテンポを握ることができる。他の草タイプでもできるって?
レーティングバトルが始まり、多くのトレーナーが鎬を削っていたが、メガニウムを使うトレーナーは相変わらず少なかった…。
第6世代(X・Y・ORAS)

メガシンカ貰えず!「ファイアロー」に捕食される
第6世代でもしっかりと影が薄かった。
多くのポケモンがメガシンカで救済されたが、メガニウムは名前のせいなのかメガシンカを貰えず。

この世代では「ファイアロー」が暴れまわっており、草タイプ全体が苦しい環境だった。
いくら耐久が高いとは言え、ハチマキブレバを受けきるほどの耐久力はなく、あっさり火の鳥に捕食されていた。
何をやっても他のライバル達の劣化に近く、わざわざ採用する理由がない時代が続くことになった。
第7世代(サン・ムーン)

“もちろん”活躍できず
もはや語る必要がないくらいだが、第7世代でも活躍することはできなかった。
「メガボーマンダ」や「ヒコウZギャラドス」などが幅を利かせている環境で生き抜くのは至難の業であったと言える。
シングルでは居場所がなかったが、ダブルにおいては唯一「いやしのはどう」と「くさのちかい」を両立できるポケモンであり、明確な役割を与えることができる。
それでも厳しいのは変わらないが、一応メガニウムだけのアイデンティティとなった。
第8世代(ソード・シールド)

かわいいのに内定ならず
第8世代では最後まで入国することができなかった。
高い耐久力とダイマックスは相性が良いかもしれないが、大ダイジェット時代だったため、いつも通りどうせダメだっただろう。
第9世代(スカーレット・バイオレット)

優秀な技をいくつか習得
第9世代では『藍の円盤』で無事内定。
20年結果を出していないがなぜ受かったのだろうか?
新システム「テラスタル」との相性はまずまず。
弱点の多い草単タイプから耐性を変えることで受けやすくなった。
この世代ではいくつか有用な技を覚え、器用になった。
実用性のある技は「アンコール」「ボディプレス」「はたきおとす」あたりだろうか。
劇的な強化とは言えないが、多少マシにはなったと言えるだろう。
ポケモンチャンピオンズ

メガシンカで唯一無二の性能に!!

Z-Aで得たメガシンカを引っ提げチャンピオンズに殴り込み。初期環境から使うことができる。
長すぎる不遇の期間をついに乗り越え、誰にも真似できないポケモンへと昇華した。
メガシンカで草・フェアリーの複合となり、ドラゴンへの耐性ができた。弱点の数は5つで変わらず、毒も4倍になってしまうが、その分耐性も増えている。
種族値的には特攻が60も上がり、中速特殊アタッカーと言える配分になった。
そして最大の特徴が特性「メガソーラー」である。
「自分の行動時のみ常に晴れ状態になる」効果であり、タイプ一致の「ソーラービーム」を溜めなしで連発できるようになった。
また、「ウェザーボール」も常に威力150の炎技として使うことができる。優秀すぎだぜメガニウムさん!
この特性により、どんな天候パーティにも組み込める晴れアタッカーという強烈すぎる個性を手に入れたのである。
技構成としては「ソーラービーム」「マジカルシャイン」「ウェザーボール」「こうごうせい」の構成が基本であり、殴りながら回復できる「ギガドレイン」や、相性補完の良い「だいちのちから」などから選択する形となる。
素早さが上がらずに弱点も多いままであるため、苦手な相手も多いのは事実だが、長い不遇時代を考えればかわいいものである。
メガニウムの歴史上最も大きな強化であったと言える。メガ禁止ルールになったらどうするんだろう?
まとめ
艱難辛苦を乗り越えた先に咲いた「不屈の花」
メガニウムの歴史は、まさに「対戦環境のインフレ、ライバルの台頭という苦難を味わい続けながらも、メガシンカで満開の花が咲いた愛と忍耐の歴史」でした!
2世代:トップメタの「ガラガラ」「カビゴン」に対して戦える点が評価されていた。
3~9世代:環境のインフレ、続々登場するライバル達の陰に隠れ、活躍できない日々を過ごす。
チャンピオンズ:メガシンカ爆誕!スーパー晴れアタッカーとして生まれ変わり元気に活躍中!
「かわいい見た目だけが取り柄」と言われるくらい対戦環境では不遇すぎる時代が長かったメガニウムちゃん。
メガシンカによって満開の花が咲いた瞬間、多くの愛好家たちが涙を流して喜んだという噂です。
もちろん僕もその一人です。ありがとうゲーフリ!
あなたが一番思い出深いのは、どの世代のメガニウムですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!





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