ゲンガーのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

初代『赤・緑』から登場し、不敵な笑みとポップな見た目で大人気のゴーストポケモン、ゲンガー。
明らかに公式に優遇されていることでもお馴染み。

アニメやグッズでの人気もさることながら、対戦環境におけるゲンガーは、常に環境のトップに君臨し、全世代で恐れられてきました。

今回は、そんなゲンガーが歩んだ「絶対的な強さの歴史」を振り返ります!

ゲンガーの概要

ゲンガーのデータ


ゲンガー
全国図鑑No.0094初登場世代第1世代
タイプゴースト
どく
重さ技威力60
通常特性1通常特性2
のろわれボディー
隠れ特性
ー
※第6世代まで特性「ふゆう」だった。

メガゲンガー
タイプゴースト
どく
重さ技威力60
特性
かげふみ

ゲンガーの種族値

第1世代
HP攻撃防御特殊素早合計
606560130110425
第2世代以降
HP攻撃防御特攻特防素早合計
60656013075110500
※特殊分岐で特防が130→75へ低下。

メガゲンガー
HP攻撃防御特攻特防素早合計
60658017095130600
※防御+20,特攻+40,特防+20,素早さ+20
ゴーストタイプらしく、特攻と素早さが高い種族値配分であり、搦め手が得意なゲンガー。

初代から常に環境の第一線で戦っており、基本的に弱い世代はないほどの安定感を誇る。

高い素早さから豊富な補助技を繰り出しながら火力も水準以上に出せる非常に強力なポケモンである。

3世代で貰った特性はなんと「ふゆう」であり、弱点の地面を透かせる素晴らしい性能になった。
どう考えても地に足ついてるのに。

6世代ではメガシンカを獲得し、「かげふみ」の特性を得たことでさらに凶悪に。
アタッカー性能が増しただけでなく、受けループや
「ほろびのうた」による突破もできるようになった。

手を変え品を変え、環境のトップ層に居座り続けるポケモン界の顔とも言える存在である。

ゲンガーの歴史と評価

ゲンガーが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第1世代(赤・緑・青・ピカチュウ)

唯一のゴーストタイプでノーマル技を無効化

ゲンガー系統は初代151匹で唯一のゴーストタイプ。

初代環境では最強の「はかいこうせん」をはじめ、確定急所の「きりさく」や誰も受けられない「だいばくはつ」など強力なノーマル技が蔓延していた。

ゲンガーはそれらのノーマル技を唯一無効化できる存在であり、それだけでも非常に強力であった。

毒複合がつらすぎた

ノーマル無効は素晴らしい耐性だったが、毒タイプも複合しており、そちらは非常に苦しかった。

当時はエスパー絶対王政時代であり、エスパー弱点はそれだけで肩身が狭かったのである。

また、「じしん」の搭載率も当然高かったため、エスパー&地面弱点が足を引っ張ってしまっていた。

自分よりも速い「フーディン」「ダグトリオ」に上から一致弱点を突かれるのはとても痛い。

高い特殊と素早さ

特殊130、素早さ110という素晴らしすぎる数値をしており、全ポケモンでもトップクラス。

当時は特防も130ということになるため、サイコキネシスを受けても一撃で落とされない耐久力を持っていた。

ゴースト・毒のどちらも物理技扱いであるため、一致技の火力には期待できなかったが、「10万ボルト」「サイコキネシス」の不一致技で頑張っていた。

また、高い素早さから「だいばくはつ」を使うこともでき、苦手な相手を無理やり突破できるのは特筆すべき点。
この頃から実質「みちづれ」を使えたとも言える。

ゲンガーの代名詞とも言える「さいみんじゅつ」を当然使うことができ、全ポケモンで最速の催眠使いであった。
眠りが非常に強い時代であるため、多くのポケモントレーナーを苦しめていた。

タイプ一致技が一切ないのに環境のトップにいるという未来が明るすぎるスタートを切ったのである。

第2世代(金・銀・クリスタル)

特防が55も下がってしまった

特殊分岐の影響で特防が130→75へと大幅低下。
この下げ幅は全ポケモンでもトップクラスであり、特殊技の撃ち合いに全くついていけなくなってしまった。

初代がおかしかっただけと言えばそれまでだが、サイコキネシスであっさり沈むゲンガーを見ることになるのは少し寂しいものであった…

相変わらず不一致技がメイン

この世代でゴースト技の代名詞「シャドーボール」が誕生したが、当時は物理技扱いのため火力がでないのが残念なところ。どこが物理やねん。

新たに3色パンチを習得し、技範囲は極めて広くなっため、初代に引き続きタイプ不一致技で殴っていくスタイルであった。

高い特攻のおかげで、弱点を突けばほぼ確2の火力があるのはさすがゲンガーといったところか。

読みづらさが増した

現代のゲンガーに通ずることだが、「搦め手」の類がより強調された世代だったと言える。

新たに「ほろびのうた」「くろいまなざし」「みちづれ」といったいやらしい技を多数覚えるようになり、読みづらさが増してきている。

もちろん大爆発も健在であり、何もできずに倒されるということは少なく、何かしらの戦果を挙げてくれるポケモンだったと言える。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

相性抜群の神特性「ふゆう」を獲得!

第3世代で特性「ふゆう」を獲得!
メジャーなじめん弱点を消せる相性抜群の特性を手に入れることができた。

「じしん」は全ての世代で超メジャーな技であり、それを無効化できるのは非常に強力。

「おにび」習得で物理への妨害が可能に!

3世代で新登場した「おにび」を習得することができ、物理アタッカーを止める役割が与えられた。

当時の命中率は75%であり若干心許ないが、催眠術に頼ってたゲンガーにとっては得意である(?)

もともとノーマルや格闘技が無効、そして特性によって「じしん」に怯えなくて良くなったこともあり、物理受けに近い形で運用することが可能となった。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

ついにタイプ一致技を使えるように!

第4世代で技の分類が変わり、「シャドーボール」「ヘドロばくだん」といったタイプ一致技がついに特殊技扱いに!

この変更により安定した火力を手に入れ、他にも苦手な悪や鋼に刺さる「きあいだま」や、優秀な追加効果をもつ「こごえるかぜ」も習得した。

もちろん搦め手も健在であり、鬼火や催眠術、みがわり等を使いながら安定した火力も出せるというのが強みである。

特攻130という数値を遺憾なく発揮できるようになり、ゲンガーの歴史の中で大きく強化された世代であった。

結論パの一員に

この第4世代では「結論パ」という「最も安定した勝率を出せる」パーティが誕生した。

メンバーは「バンギラス」「メタグロス」「ガブリアス」「サンダー」「スイクン」「ゲンガー」であった。

600族や準伝説のポケモンの中に入っていることからもゲンガーの強さが際立つ結果となっている。

第5世代(ブラック・ホワイト)

あまり変化はないが環境がインフレ

第5世代ではゲンガー自体はあまり変化なし。
この世代の目玉システムでもあった隠れ特性も貰えず。

技方面では鬼火と相性の良い「たたりめ」を習得。
条件付きだが瞬間火力を大幅に更新した。

この世代では格闘タイプが全盛期だったこともあり、格闘技や地面技を無効化できるのは非常に優秀だった。

相変わらず豊富な補助技を駆使しながら戦うのがゲンガーのスタイルであり、活躍することは十分可能。

環境がインフレ傾向にあり、とくに弱体化されたわけではないが全体的に少し力不足が目立つ世代となってしまった。

第6世代(X・Y・ORAS)

トップメタに返り咲く

第6世代では再びトップメタに返り咲く活躍を果たす。

新タイプのフェアリーを毒技で狩れること、鋼タイプの相性変更によりゴースト技の通りがよくなったことにより、攻撃性能が格段にアップ。

かつてはタイプ不一致技で必死に頑張っていたゲンガーを思い出すと感慨深いものである。

メガシンカ獲得で対策必須ポケモンに!

人気ポケモンなので当然メガシンカを獲得!

種族値が全く無駄のない上がり方であり、公式の愛を感じる形となった。
特攻170、素早さ130という素晴らしい数値となり、高速アタッカーとしての資質がさらに爆発した。

そして最大の魅力は特性「かげふみ」であり、この特性によってメガゲンガーの凶悪さがさらに強調されている。

交代を封じ、相手の行動をロックすることによって一方的に有利な展開に持ち込みやすい。

「ほろびのうた」「みちづれ」といった技も決まりやすくなり、「おにび」「さいみんじゅつ」等もわかっていても喰らうしかない状況を作り出せる。

そこから特攻170の攻撃が飛んでくるというとんでもない性能であった。

当時のメジャーポケモンにぶっ刺さっていたこともあり、使用率が常にトップクラス。
ゲンガーの全盛期と言っても過言ではない活躍だった。

第7世代(サン・ムーン)

特性が「のろわれボディ」に変更

第6世代での暴れっぷりが原因なのか、第7世代で大幅な弱体化が下されることに。

特性が「ふゆう」から「のろわれボディ」に変更され、第2世代までと同様に地面技が当たるようになってしまった。

しばらく浮遊前提で成り立っていた節のあるゲンガーにとっては大きすぎる変更であった。
まぁ足ついてたしなぁ…。

「みちづれ」と「おにび」が弱体化

ゲンガーの代名詞とも言える2つの技が弱体化された。

「みちづれ」は、連続で使用すると必ず失敗するようになり、雑に道連れ連打で相手を突破することは不可能になった。
しっかりタイミングを計って道連れを押さないといけなくなったのは大きな変更であった。

「おにび」は定数ダメージが1/8から1/16へと弱体化。
シンプルに与えるダメージが減り、道連れ連打でターンを稼ぐこともできないため、相手へかける負荷が小さくなってしまった。

フェアリーキラーとしての需要は高い

大きな弱体化が目立つが、それでもやはりゲンガーは強力で一定の地位を保っていた。

強力なフェアリーであるカプ系が登場し、それらを逃がさずに狩れるメガゲンガーは非常に優秀であった。

苦手な相手も増えて使用率は10位台に

以前強力なポケモンではあるが、「ミミッキュ」「ランドロス」「カバルドン」といった弱点を突いてくるトップメタ達が君臨していたため、使用率は2桁順位となってしまった。

総じて弱体化が目立つ世代であったが、メガシンカの仕様変更によってS130でいきなり動けることや、フェアリー狩り性能という強みは変わらない。

第8世代(ソード・シールド)

メガシンカ廃止、キョダイマックス実装!

第8世代でも人気ポケモンだから無事内定。

メガシンカは廃止されてしまったが、キョダイマックスの姿を手に入れた。人気ポケモンだから?

専用技の「キョダイゲンエイ」は相手の交代を封じる効果であり、かつてのメガゲンガーを彷彿させる技であった。

ゴースト技の「ダイホロウ」が防御ダウンの効果でゲンガーとはシナジーが薄いため、とりあえずキョダイ個体の方がリターンは大きい。

ダイマックスシステムと搦め手の相性が悪い

ダイマックスシステムにより、ゲンガーお馴染みの「みちづれ」や「かなしばり」といった搦め手が無効化されてしまう。

ダイマックス前にアンコールで縛っていても、ダイマックスすることで実質解除されてしまう。

単純なアタッカーというより補助技も駆使して戦うゲンガーにとっては、システム的な嚙み合わせが悪かったと言える。

ゲンガーにとって厳しい世代ではあったが、それでも一定の地位をキープしており、さすがのスペックを披露していた。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

素早さのインフレが激しい

第9世代でも人気ポケモンの威厳でもちろん内定。

メガシンカ、キョダイマックスが廃止されたため、久しぶりに純粋なゲンガーとして勝負することに。

素早さが確実にインフレしており、ゲンガーの強みであったS110という値はそこまで速いとも言えなくなってきている。

とくに「ハバタクカミ」はゴーストの高速特殊アタッカーであり、ゲンガーよりも速いトップメタ。
タイプが違うため差別化は容易だが、意識はしなければならないポケモンである。

「ドラパルト」や「パオジアン」といったゲンガーより速く、弱点を突いてくるポケモンも増えているため、非常に動きづらい環境となってしまった。

技方面は純粋に強化された

技方面では「ヘドロウェーブ」再習得で一致技の最大威力を更新した。

「アシッドボム」「でんじは」「どくびし」といった優秀な技も習得。

ゲンガーは何をしてくるのかわからないのが強みであり、さらに豊富な搦め手を入手することができた。

ライバルが非常に多くなってきているが、ゲンガー特有の搦め手をうまく使って差別化していきたい。
トレーナーの腕が試される世代だったと言えるだろう。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ復活でトップメタに返り咲き

チャンピオンズでメガシンカが復活し、また唯一無二の性能を取り戻した。

基本的にはメガゲンガーが使えた6.7世代とやる変わらず、高い素早さが戻ってきたため与えられた役割をしっかりと遂行してくれる。

エースとしてもサポーターとしても極めて優秀であり、またトップ層に帰ってきたと言って良いだろう。

まとめ

全世代で強かった「対戦界の永遠のエース」

ゲンガーの歴史は、まさに「初代から現代に至るまで、常に先頭を走り続けてきた永遠の人気ポケモンの歴史」でした。

初代:唯一のゴーストタイプとして大活躍。

3世代:相性抜群の「ふゆう」を獲得。

4世代:ついにタイプ一致の特殊技を習得。「結論パ」の一員に名を連ねる偉業達成!

6~7世代:メガシンカ獲得!完全に全盛期がくる。

8~9世代:メガ剥奪&ライバルの増加で少し苦しい状況に。

チャンピオンズ:メガ復活でまた活躍の場が与えられている。

ゲンガーは、可愛い顔して常に対戦の荒波を乗り越えてきた実力者でした。

人気・実力ともに常にトップ層を走り続けている最高のポケモンの一匹ですね!

人気実力ともにトップに君臨し続ける理由が詰まった最高のポケモンですね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のゲンガーですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

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