プテラのポケモン対戦の歴史と評価まとめ!

ポケモン

初代『赤・緑』のニビ科学博物館で「ひみつのコハク」を復元してもらうことで蘇る化石ポケモン、プテラ。

いわ・ひこうという独特なタイプを持ち、対戦界においては「上から殴る、あるいは上から場を荒らす」という、最速クラスの素早さを活かした戦術で活躍してきました。

今回は、そんなプテラが対戦環境を爆速で駆け抜けた歴史を振り返ります!

プテラの概要

プテラのデータ


プテラ
全国図鑑No.0142初登場世代第1世代
タイプいわ
ひこう
重さ技威力80
通常特性1通常特性2
いしあたまプレッシャー
隠れ特性
きんちょうかん

メガプテラ
タイプいわ
ひこう
重さ技威力80
特性
かたいツメ

プテラの種族値

第1世代
HP攻撃防御特殊素早合計
801056560130440
第2世代以降
HP攻撃防御特攻特防素早合計
80105656075130515
※特殊分岐で特防が60→75へ上昇。

メガプテラ
HP攻撃防御特攻特防素早合計
80135857095150615
※攻撃+30,防御+20,特攻+10,特防+20,素早さ+20
いわ・ひこうの珍しい複合タイプであり、圧倒的な素早さ130が特徴の高速アタッカー。

兎にも角にも強みはその素早さに依存しており、上から動くことが前提の性能となっている。

世代を追うごとに着実に強化されていき、6世代ではメガシンカを獲得!
素早さ150という異次元の数値となり、不足気味だった火力も改善。

起点作成型や、ダブルバトルへの適性も見せるなど、長い期間活躍しているポケモンと言えるだろう。

プテラの歴史と評価

プテラが各世代の対戦環境でどのような立ち位置にいたのか、その歴史をじっくり振り返っていこう!

第1世代(赤・緑・青・ピカチュウ)

全体2位の素早さ!…しかし生かしきれず

初代のプテラは「マルマイン」に次ぎ、「サンダース」と同率で全体2位の素早さ130を誇っていた。
初代は超高速環境であり「素早さこそ正義」の時代であったため、当然プテラも大活躍!!

……とはいかなかった。

とにかく習得技が酷い有様であり、飛行技は溜め技の「ゴッドバード」「そらをとぶ」、そして威力35の「つばさでうつ」という糞ラインナップ。
さらに、岩技に関しては一切覚えられない。
これでどうしろというんだゲーフリさん。

急所率は25%と素晴らしい確率だが、さすがに技が厳しすぎた時代であった。
「すてみタックル」や「はかいこうせん」で急所を狙うくらいしかやることがなかった。

圧倒的な素早さを持ち、攻撃も低いわけではなかったが、その高い才能を生かしきれないスタートとなってしまった。

第2世代(金・銀・クリスタル)

習得技が大きく改善!

第2世代の特殊分岐では特防が60から75へ上昇。
特殊耐久に関しては平均レベルまで引きあがった。

この世代で「げんしのちから」や「じしん」を習得し、技範囲は大きく改善された。
また、「つばさでうつ」の威力も上がったため、とりあえず使いやすい技は出揃ったと言えるだろう。

鋼タイプが登場したこともあり、「エアームド」や「ハッサム」に「だいもんじ」を刺せるのもおいしかった。

第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)

「いわなだれ」習得と「こだわりハチマキ」

第3世代では一致最大火力を更新する「いわなだれ」を習得し、アタッカー性能が一段引きあがった。

新アイテム「こだわりハチマキ」との相性が良く、上から「いわなだれ」「じしん」「つばめがえし」などを高い火力で叩き込むことができるようになった。
まだ火力も素早さもインフレ前ということもあり、わかっていても止められないプテラの圧力は結構なものであった。
いわなだれの怯みがズルすぎる件。

特性は「プレッシャー」と「いしあたま」が与えられた。
高い素早さから「まもる+みがわり+プレッシャー」のコンボも可能となった。
「いしあたま」適用技は「すてみタックル」程度であり、後の世代もほぼ死に特性となっている。

第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)

起点作成要因として注目

第4世代はプテラの役割が大きく広がった転換期と言えるだろう。

新技「ステルスロック」と「ちょうはつ」を習得。
素早さ130という圧倒的な速さからのサポートという新たな道が拓かれたのである。
「相手の変化技を封じながら、自分は確実にステロをまく」という動きが可能となり、初手性能が大幅に上がった。

「ストーンエッジ」習得!

念願の高威力技「ストーンエッジ」を習得したことにより、従来の高速アタッカーとしても強化された。
命中は不安だが、最大火力を大幅に更新したため、上から殴るだけでも十分な圧力をかけることができた。

アタッカー、サポーターどちらも可能になったことで相手からすると厄介なポケモンとなっていた。

第5世代(ブラック・ホワイト)

フリーフォールバグの申し子

隠れ特性は「きんちょうかん」が与えられ、正直微妙であった。
とはいえ3つの特性の中では一番発動機会があるため、消去法で緊張感を採用することがベター。

そして新技「フリーフォール」を全ポケモン最速で使えるということで注目を浴びた。
…しかし、通信対戦で数々のバグを引き起こしたため使用禁止になるというお茶目な(?)事件があった。

同タイプの「アーケオス」が登場

同じ化石ポケモンで同じタイプの「アーケオス」が新登場した。

あちらは「よわき」の弱体化特性であり、素早さもプテラの方が速いため差別化は勝手にできているが、攻撃性能は大幅に負けていることは頭に入れておきたい。

「3色キバ」で「ナットレイ」「ガブリアス」などに上から4倍弱点を突いていくのがプテラの強みとなっていた。

第6世代(X・Y・ORAS)

メガシンカ獲得!驚異の素早さ150!

第6世代でメガシンカを獲得。
全ての能力がバランスよく伸び、攻撃135・素早さ150という素晴らしい数値となった。
これはメガフーディンと並びメガシンカ最速タイであった。

特性は「かたいツメ」に変化し、直接攻撃である「3色キバ」や「アイアンヘッド」「かみくだく」といったサブウェポンが強化された。
残念ながら「もろはのずつき」は覚えないため、残念ながら岩技には特性の倍率はかからない。

また、フリーフォールが解禁され、「いわなだれ」「ワイドガード」「おいかぜ」といった技を覚えることからダブルやトリプルへの適性が非常に高かった。

やはり高い素早さは腐らないということを知らしめた世代であったと言えるだろう。

第7世代(サン・ムーン)

S150がやっぱり偉かった

第7世代でもメガシンカを使うことができ、S150という数値が最大の強みであることは変わらなかった。

「カプ・コケコ」が登場した影響でS130族が改めて重要なラインとなり、コケコを抜くために調整したポケモンも激増した。
そのラインを目安に調整した「こだわりスカーフ」を持ちポケモンのさらに上をいくメガプテラは非常に偉かった。

とくに「ひかえめスカーフカプ・テテフ」を抜けるのは大きな利点であり、アイアンヘッドで返り討ちにすることができる。
※おくびょうには抜かれるので注意。

第8世代(ソード・シールド)

ダイマックスとの相性は非常に良好

第8世代では『冠の雪原』で無事内定。
メガシンカが廃止されてしまい、S150という圧倒的な数値とはおさらばとなってしまった。
「ドラパルト」「レジエレキ」など、素でプテラを抜けるポケモンも増えてきているのは苦しいところ。

ダイマックスとの相性は悪くなく、命中不安の岩技を必中で使いながら砂嵐を発動でき、タイプ一致のダイジェットも扱える。
サブウェポンも豊富であり、ダイマックス技で威力を底上げしつつ任意の追加効果を狙うことが可能となった。

この世代のトップメタである「エースバーン」「サンダー」の上を取って弱点を突くことができるのは大きな特徴であり、素早さ130族はやはり優秀ということを知らしめた。
先にダイジェット積まれてるとキツイけど。

第9世代(スカーレット・バイオレット)

化石からの目覚めを待つ

第9世代では残念ながら最後まで内定ならず。
「ひみつのコハク」に戻っているのだろう。

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカ復活!「ダブルウイング」がメイン技に

チャンピオンズではメガシンカが復活し、またS150から暴れることができるようになった。

習得技はとくに変更がないが、メガシンカ状態で「ダブルウイング」や「サイコファング」を使えるのはチャンピオンズが初。
実質強化と言って良いだろう。

とくにダブルウイングは2回攻撃の威力156となり、ストーンエッジの威力を超え、「きあいのタスキ」「ばけのかわ」等にも強い。

S150はやはり腐ることが少なく、シングルでもダブルでもしっかりと仕事をこなしてくれている。

まとめ

太古の空からやってきた「最速の暴走翼竜」

プテラの歴史は、まさに「最速クラスの素早さを武器に、ステロ撒きからメガシンカによる超火力エースまで、常に上から対戦環境をコントロールしてきた疾走の歴史」でした!

1世代:全体2位の素早さ。しかし技が無さすぎた。

3世代:「いわなだれ」獲得!「こだわりハチマキ」を持って上から殴りまくる。

4~5世代:高い速さから「ステルスロック」を撒く先発要員に。

6~7世代:メガシンカ獲得でS150という異次元の領域に。アタッカー性能が大幅にアップ。

8世代:メガ剝奪。ダイマックスとの相性は良好。

チャンピオンズ:メガシンカ復活でS150が戻ってきた。シングル・ダブル共に元気に活躍中!

時空を超え、化石から蘇ったポケモンでありながら、常に時代の最先端を走り続けてきたプテラ。

素早さ130族というトレーナーたちが常に意識するラインの申し子として環境を駆け抜けた姿、かっこいいですね!

あなたが一番思い出深いのは、どの世代のプテラですか?
いろんな思い出をぜひコメントしてください!

コメント